２４ 雅side ページ24
和「やぁ……やだ…はぁ、」
ポロポロと涙を零しながら嫌がるニノ。
そりゃ嫌だよね。
智「点滴よりも効くんだって。熱も高いからそれだけでしんどいだろ？」
和「でも……やぁ…ぅぅ……」
雅「にの？……かず。手握ってるから。ちょっとだけ頑張ろう？」
潤「すぐ終わらせてやるからな。もう少しだけ雅紀の方向こうか。」
和「じゅっく……っ、」
潤「大丈夫。雅紀に手握っててもらってな。」
リーダーがそっとニノの身体を俺のいる方に寄せる。
翔ちゃんは涙と汗でグシャグシャのニノの顔をタオルで拭ってやった。
松潤が準備を整えて俺たちに目で合図。
和「ぅ…はぁっ……っ…」
智「大丈夫だからね。ほら、相葉ちゃんの顔見ててなー、」
リーダーに言われて、ニノがゆっくりと俺を見た。
俺はしっかりとニノの目を見て微笑む。
握る手にも力を込めたら弱々しく握り返してきた。
和「ん……んー…はぁ…」
潤「よしよし。もうちょっと我慢なー、もうすぐ終わるからなー。」
座薬が入れられると、ニノは固く目を瞑って何とも言えない感覚に耐えてる様子。
でも暴れることもなく、いや、しんどくて暴れられなかったのかも。
俺の手が少し強く握られただけで、大人しくしててくれたからすぐに終えることが出来た。
潤「よく頑張ったな。もう終わったぞ。」
和「…はぁ……おわった…？」
潤「うん。終わった終わった。痛くなかっただろ？」
和「…ふぇ……」
翔「あーあー、恐かった？大丈夫だよ、もう終わったからな。」
よっぽど恐いのを我慢してたのか、終わって安心したのか、再び涙がこぼれたニノ。
翔ちゃんが持っていたタオルで拭ってやる。
身体を仰向けにしてしばらく頭を撫でていると、小さく寝息が漏れ始めた。
翔「効いてきたのかな。表情がさっきまでと違うね。」
智「熱も下がるといいんだけどな。」
潤「水分だけはちゃんと摂らなきゃね。」
ニノが寝ている間も会話はニノのことばかり。
それだけニノの事が大好きで心配なんだ。
ラッキーアイテム
革ベルト
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違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
嵐ラブ - いつもワクワクしてます。リクエストは二宮君が足の骨折する話を書いてください！よろしくお願いします (2016年7月9日 19時) (
レス) id: 06fc595a4b (このIDを非表示/違反報告)
風月(プロフ) - あっちゃんさん» ありがとうございます!! どのコンサートでしょう…笑 とりあえず国立で、イメージは5×10ですかね(^-^; ニノの中止にしたくないって気持ちの大きさ的にもf(^^; もしよろしければ他の小説も読んでいただけたら嬉しいです(^-^) (2012年11月17日 9時) (レス) id: d2a38d99b8 (このIDを非表示/違反報告)
風月(プロフ) - ちおさん» 初めまして！ ありがとうございます＾＾♪ すべてだなんて、嬉しすぎるお言葉…！ これからも頑張っていきますので、引き続きよろしくお願いします！ (2012年10月27日 9時) (レス) id: 87e1309883 (このIDを非表示/違反報告)
風月(プロフ) - あかねさん» 私もチャリ通です；； １日帰れなかっただけっていうのはおかしいですよね(ーー゛) よっぽどあかねさんの事が大好きなんですね(゜o゜) その後どうなりましたか！？ (2012年10月27日 9時) (レス) id: 87e1309883 (このIDを非表示/違反報告)
風月(プロフ) - 夢衣菜さん» ありがとうござました＾＾ すっかり元通りで楽しい学校生活になりました＾＾ 土日で一気に更新していきますので、これからもよろしくお願いします！ 今日からoart2入ります♪ (2012年10月27日 9時) (レス) id: 87e1309883 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：風月
| 作成日時：2012年9月4日 1時
