事件ファイル:4 ページ5
図書室の奥にある部屋を指差していった。
ひなみ「ああ!奥の小部屋には貴重品をかざってあるんです。開閉時間内なら、いつでも自由に回覧できるんですよ」
奥の小部屋に移動しながらひなみが説明した。
小部屋になかには本や絵などがケースに入って飾られていた。
ひなみ「特にこのシャーロック・ホームズの初版本は、自慢の一品なんですよ」
A「(これのことか)」
シャーロック・ホームズの本は小部屋の真ん中にケースに入って飾られていた。
赤坂「へぇ…どれくらいの価値があるの?」
ひなみは少し悩んでから「そうですね。ネットで売買すれば、かなりの価値になるのではないでしょうか?」と、得意そうに答える。
赤坂「そうか…でもこの本には、お金にかえられない価値があるよね」
ひなみ「そ…そうなんですよぉ!!」
赤坂の言葉にひなみが感動する。
A「(どうせ言葉だけのくせに・・・)」
二人の会話だけを聞いていたAは、少しイラつきながら図書室を出ていった。
と、同時に黒のパーカーを着ている人が入ってきた。
A「(リッカはどこかな〜)」
Aはリッカを探しに行ったみたい。
〜その頃のひなみ〜
赤坂「僕、そろそろ放送室に戻らないと…」
ひなみ「あ…! 放送部のお仕事残ってるんですか?」
赤坂「うん。じゃあね」
こんなやりとりをした後、赤坂は図書室を出ていき、ひなみは本の整頓をしようとしたが…「わっ」ずるっ
ずっで〜んっ!
またしても転けてしまった。
ひなみ「くぅ〜(あめ…?なぜこんなところに?)」
ひなみ「あ…(もしかして…藤崎律可くんがあのとき落としたんじゃ…)」
ひなみ「い、今ならまだ間に合うかもしれませ〜ん!!」
ひなみは急いでリッカを探しに行った
〜夜〜
誰もいない図書館・・・・・
・
ガラッ
・
誰かが入ってきた・・・
・
キョロキョロ......ニヤッ...
・
・
≪この時のひなみたちは、まだ何も知らなかったのです≫
≪いや、Aは感づいていたのかもしれない≫
≪シャーロック・ホームズの本をめぐって≫
≪謎の1ページ目が開かれようとしていたことを___≫
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はるるん - 私『ナゾトキ姫は名探偵』大好きなんです!更新待ってます。 (2020年5月17日 19時) (レス) id: f9b0be6a5b (このIDを非表示/違反報告)
ロイ - リッカ落ち希望です!頑張ってください! (2018年7月18日 23時) (レス) id: 68471c2b22 (このIDを非表示/違反報告)
YEELをあなたに。 - 面白いです!更新頑張ってください!あと、リッカ落ちがいいな〜…って思ってたりしてます。 (2017年9月3日 20時) (レス) id: c2db738c4e (このIDを非表示/違反報告)
明梨(プロフ) - リッカ落ちがいいです! (2016年9月4日 1時) (レス) id: a03da9a5fd (このIDを非表示/違反報告)
桜音(プロフ) - リッカ落ちがいいです!! (2015年12月22日 18時) (レス) id: 62db3879d2 (このIDを非表示/違反報告)
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