21 k音 ページ22
〜空介side〜
Aモテすぎて、周りの女子から僻まれてたんだな…。
ベリー:Aは何も悪くないよ。
差別なく同じように接してただけ
空介:男子側としては可愛いが第一前提だろうな
ベリー:まぁね、私から見てもAは可愛い
空介:同意見
ベリー:私はAに命を助けてもらったから。
助けになるのなら、何でもしてやりたい。
でも、私じゃダメみたい。空介じゃないと
僕じゃないと…？
ベリー:Aが人を信じなくなったのはもう一個理由があるの
空介:それは？
ベリー:そこそこ仲のいい子とね、いつも一緒に行動してたんだけど、転校生が来てからその子はそっちの子と仲良くし始めてAとは口をきかなくなってた。
人は2人いればいいの訳はこれか。
空介:昔はともかく、Aは今好きな人がいるって言ってた。僕じゃなきゃいけない理由が分からないよ
ベリー:は？馬鹿じゃないの？
空介:え、だって…だって…
ベリー:あんた、色んなところで誤解してるわよ
だってAの好きな人ってk/Aベリー！！
A:と、くうちゃん
空介:ついでみたいに言うな！
A:ベリー預かっててくれてありがとう
ベリー帰るよ？
ベリー:(またね空介)ミャーオ
空介:またな！ベリー
とA
A:ついでみたいに言わないでよね！？
空介:これでおあいこでしょ？
A:まぁね。
またね！
彼女は走って行ってしまった。無駄に足が速いからもう見えない
ベリーが言いかけた言葉の続きが気になる。
K音しか聞こえなかったぞ
気づけば僕は公園のブランコに1人座っていた。
響介:兄貴wブランコって歳かよwww
空介:悪いの？
響介:べーつに？
空介:なぁ…響介
響介:なに？
空介:Aの好きな人って誰だと思う？
響介:は？俺だろ！
空介:本当にそんな気がして来た
響介:それは譲らねぇけど、どしたん？
空介:ベリーが言ってたんだ。
K音しか聞こえなかったけど、響介も空介もKから始まるじゃん？気になって
響介: …。
空介:なぜ黙る
響介:なぁ、兄貴？
空介:なに…
響介:兄貴は堂々と構えてろ！
そんな事でおどおどしてる奴とAが一緒に歩いてるところ見たくねーっ、つうの！
空介:だよな
確かに響介の言う通りだ、分からないことにビクビクしててもしょうがないから僕は構えてればいいんだよね？
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 2人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：松野 月 | 作成日時：2017年7月11日 0時
