プロローグ ページ1
僕は松野空介…お父さんとお母さんは優しくて親子としても仲はとても良い。でも僕には特定の「友達」と言える存在はいなかった…なぜなら僕の家はいわゆる転勤族と言うのだろうか？
よく幼稚園が変わってたので自己紹介会でいちいち緊張しなくなっていた。
でもある時急にお父さんが、
空介父:いろいろなところを周りすぎて空介に悪いことをしてしまったな…でももう大丈夫だ！お父さんの仕事は倒産でもしない限り今入る会社で固定だからずっと同じ学校に通えるぞ！
空介母:よかったわね、くうちゃんたくさんお友達ができるといいわね^^
空介:うん！
その3日後、今僕は雷門小学校の1年3組の教室の前にいる。いつもの如く先生が合図するのを待っているのだ。
先生:はーいみんな静かにしましょうね。今日はね、この1年3組に新しいお友達が加わりました！入ってきて！
ガラッ
空介:僕は松野空介です。お父さんの仕事の都合上いろんなところを転々としていました。早く学校に慣れてみんなと仲良くできたらいいなって思います。よろしく
(( 小1とは思えねー
その後なんだかんだいろんな人から質問された気がするけど正直、耳にはあまり入ってこなかった。
昼休みになり、学校探検にふらふらとなんとなく歩いていたら…あまり入ってこなかったはずの音がスッと入ってきて、パッとしなかった景色がとても綺麗に、そして優しくなるようなそんな感情に包まれた。
僕は「植物室」という教室の真ん前で足を止めていたのだ。
空介:なんて綺麗な歌声なんだろう…。
その時僕は…。
A:誰か…いるの？
女の子がビクビクしながらこちらを見ていた。
空介:い、いや、凄く綺麗な歌声が聴こえてきたから聴き入っちゃってさ
A:あ、ありがとう//綺麗なんてもったいないや
ようやくちゃんと顔を見れた。はにかむ様に笑う君はとても可愛くて、どうしようもないくらい僕は…。
A:私1年2組の流星 A…貴方は？
空介:僕は1年3組の松野空介、今日転校してきたんだ！よろしくねA^^
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僕は生まれて初めて恋に落ちたんだ。
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作者名：松野 月 | 作成日時：2017年7月11日 0時
