↑続き ページ20
紫side
な「…やだなぁ……」
もう駅に着いてしまった。
駅から家まで約8分。全力で走れば約4分。
な「……アイツが走ってきたら走ろ。」
そんなことを呟き、俺は歩き出した。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
スタスタ/スタスタ
…アイツが来た。
スタスタ/スタスタ
…!?いつもより近い……ッ?!
ヤバイッ……急がないとッ……
タッタッタッ/タッタッタッ
どうしよっ……ヤバイッ…
シーン
あれ……?ついてきてない…?
恐る恐る振り向いた。
…振り向かなければ良かったのに。
ス「やっと目が合った」
な「うぐっ?!」
布を口に当てられた。
これッ…息吸っちゃダメなやつじゃッ……
俺の意識はそこで途切れた。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
な「……んぅ…?」
目を開けたらいつもと違う薄暗い天井。
起き上がろうとしたが、手は紐で縛られ、両足は鎖で繋がっていたので無理だった。
な「んんん!ん"ーん!」
口はガムテープが貼られてて喋れない。
途方にくれてると近くにある俺のスマホがなった。幸い、今アイツは居ない。
頑張って通話ボタンを押す。
さ〔繋がった!なーくん?今どこ?!〕
さとみくんだ……!
な「んんん!んんん"ん!」
ジ/莉〔なーくん…?〕
な「ん"ーん!ん”ん!」
俺は必死に喋る。お願い!気付いて…!
な「んん!ん”?!」
いつの間にかアイツが居た。
る〔どうしました?!〕
ス「メンバーか?…なーくんは俺がもらった。なーくんはもう俺のモノだ。じゃあな。」
こ〔は?!ちょ、お前ッ…!〕ツーツー
ス「…安心して?もう邪魔は入らないから。俺ら二人で楽しもう?」
な「ん”ん!ん”ーん!」
ス「…それじゃ声が聞こえないね…?外してあげるよ」
ガムテープを外された。…今大声を出せば誰か来るかもッ…
な「ッやめろ!離せ!」
ス「……うるさい口は塞がなくちゃね。」
な「ッやめ……んむッ?!」
キスされた。やだっ…助けてッ……
バンッな以外「「「「「なーくん!!」」」」」
な「みんな……?」
警「警察だ!お前を連行する!」
ス「チッ…」
ストーカーはそのまま逮捕された。
莉「なーくん〜泣!」
こ「マジで良かった…」
る「ストーカー…一発ビール瓶で殴りたい……」
ジ「るぅと…怖い。でもなーくんが無事で良かった…」
さ「心配しました……」
な「皆ぁ……ありがとうッ…!」
それからしばらく、皆俺にめちゃくちゃ過保護だった…
〜end〜
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琥夜凛(プロフ) - お疲れ様でした!!受験頑張ってください!いつまでも大好きです! (2021年3月28日 17時) (レス) id: 72a2aaafa5 (このIDを非表示/違反報告)
すのる(*´∀`)(プロフ) - あおうさぎさん» ありがとうございます!遅れてすみません…頑張ります! (2020年9月13日 12時) (レス) id: 4b6dd19b15 (このIDを非表示/違反報告)
あおうさぎ(プロフ) - すのる(*´∀`)さん» お疲れ様でした!!小説内容すごく良かったです!これからも頑張ってください! (2020年9月12日 23時) (レス) id: 4a5f5fde9d (このIDを非表示/違反報告)
すのる(*´∀`)(プロフ) - あおうさぎさん» 了解です!ありがとうございます! (2020年8月17日 14時) (レス) id: 4b6dd19b15 (このIDを非表示/違反報告)
あおうさぎ(プロフ) - すのる(*´∀`)さん» それで全然構わないです!!作者様が書きやすいように書いていただければ大丈夫なので! (2020年8月17日 8時) (レス) id: 4a5f5fde9d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:すのる(*´∀`) | 作成日時:2020年7月24日 22時