stxxxさんのびょーき短編集‼‼

↑続き ページ17

青side

ヤバイ。会議中なのに、喘息きそう。


え、待って？どーしよ。


てか、さとみ君がチラチラ見てくるんだけど。…バレてる？


とか考えてたら、さとみくんに話しかけられた。


さ「…ね、ころん？今日どうかしたか？」


ヤバｯ。これは誤魔化すしかない…


こ「……え？なんもないよ？」

さ「でもさっきからｺﾞｿｺﾞｿしてるし、胸元を抑えてるような仕草してるし。なんかあるんじゃねえの？」

こ「…………」


優しく声をかけてくれた。胸元抑えてたんだ。無意識だったな…


なにか言わなきゃ…


けどｯ…ヤバイｯ…


今喋ったらｯ……息を吸ったらｯ……！


さ「ころん…？」

こ「…ﾋｭｯﾊｯﾋｭｯﾊｯﾋｭｯﾊｯ」

さ「え?!ころん?!大丈夫か?!」


バレた……最悪だ……


ポケットの吸入器を取り出す。


慣れた手つきで吸入する…………




.




.




.




……つもりだった。



ｽﾙｯ ｶﾗﾝｯ

こ「?!!ﾋｭｯﾊｯﾋｭｯﾊｯﾋｭｯﾊｯ」


メンバーがいる、といういつもと違う状況のせいか焦ってしまい吸入器を落としてしまった。


ヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイ‼‼


どうしよｯ……苦しいｯ…


パニックになって皆の声が聞こえない。


すると、


さ「ころん…落ち着け。ほら。」


さとみくんが吸入器を当ててくれた。


なーくんが手を握ってくれてる。落ちつく…


こ「ﾋｭｰｯﾊｧｯﾋｭｰｯﾊｧｰｽｩｯﾊｧｰ」


ジェルが後ろに来て背中をさすってる。めっちゃ安心する。


こ「ﾋｭｰﾊｧｰｽｩｯﾊｧ…ｽｩｰﾊｧｰｽｩｰ」


やっと喘息がおさまった。


莉「ごろぢゃん"〜泣」ｷﾞｭｯ

こ「うわぁっ！」


莉犬くんがいきなり抱きついてきた。


る「莉犬！そんなに勢いよく抱きついたらダメです！」

な「そうだよ！で、ころちゃん？なんで言わなかったの？」

こ「だ、だって…迷惑だし……」

さ「迷惑じゃねぇよ！皆心配したいし、ころんにも元気でいてほしいんだよ！」

ジ「そうやで！メンバーに頼られるのすごい嬉しいし！」

莉「ｸﾞｽｯ元気ないころちゃんは嫌だもん…」

る「そうですよ！もっと頼ってください！」

な「皆ころちゃんの事、普段は言わないけど大好きなんだから、ね？迷惑じゃないから、頼って？」

こ「うん！」






この後、皆すげぇ過保護だった。


まぁ皆僕の事好きなんだし？


これからはちゃんと頼るわ。


〜end〜

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作者です。

文字数ギリセーフ！

あっぶな‼

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