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ショッピングモールに出発 ページ6

ミクとルカはバイト探し、我、リン、レンは隣の人への贈り物を探すことになった。
右隣の家は空いているので買うのは左隣の人にだ。
大家さんに聞いたところ、二人暮らしをしていてその内の一人が兎の人形とストラップを持っていたり、もう一人の嬉しそうないただきますと言う声と共にほんのりただようお茶漬けの匂いから、それぞれ兎とお茶漬けが好きなのではないのかと思うらしい。
それでショッピングモールに向かっているのだが···
黒と白の髪の男の子、夢野久作ことQくんが、周りをきょろきょろとして、泣きそうな顔をしている。
僕はQくんの方へ向かう。
「君、どうしたの?」
Qくんは此方を向いた瞬間、ポロポロと涙を流した。
「えっと、誰かとはぐれたのかな?」
Qくんはコクンと頷いた。
「そっか、ちょっとこの手を見てみて。異能力、VOCALOID、桜の雨」
桜の雨を歌うと、手のひらから桜の花吹雪が出てきた。
Qくんの顔がパアッと明るくなる。
「君、名前は?はぐれた人、一緒に探すよ。」
「ありがとう、僕夢野久作。」
「久作くんか、じゃあQくんって呼ぶね。」
「Qくん!私リン」
「レンだよ」
「雪野A、Qくん、その人と何処か行くところだったの?」
「えっと、僕がショッピングモールに行きたいって言って、それで異能力を使わないならいいって言われたよ」
「あ、それじゃあリンたちの行く場所と同じだね、その人ショッピングモールにいるかもしれないから一緒に行こうよ!マスター、レンいいよね。」
「我輩は最初からそのつもりだったよ」
「俺も」
四人で歩いていると、ふとレンがQくんに聞く。
「そういえば、Qくんの異能力って何なの?」
「僕の異能力はドグラ·マグラって言って、僕のことを傷つけた人を呪う能力だよ。」
「そっか、じゃあQくんは安全だね」
レンがニッコリ笑う。
「ねえねえ、ついたよ。」
〜異能力、桜の雨、雪野Aバージョン〜
手から桜の花吹雪を出すことができる。
花吹雪につつまれると一人だけならワープをすることも可能。

贈り物は決まった!→←サイズ可笑しくね?


  • 金 運: ★☆☆☆☆
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作者名:水月
作成日時:2020年2月20日 7時

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