文スト世界に飛ばされたボカロＰと歌い手になりたい少女

キーワード 乱歩「僕目線だよ」 ページ41

「はむっもぐもぐ」
僕は食べかけのカップケーキをじっと見つめる。
これ、僕がAの為に社長と今日買ったんだけどな。
前を向くと、美味しそうにカップケーキを食べるAが目に写った。
まあAが笑ってるからいいか。
Aは不思議な子だ。
横浜に突然現れた転移少女。
何かを隠していて、そのせいで隠したものを出せなくなっている。
それが何かは僕の超推理でもキーワードしか分からない。
結局は本人に聞かないと分からないんだ。
まあAは言いたくないみたいだけど。
僕はカップケーキを口の中に入れる。
あ、もうなくなっちゃった。
僕は手のひらに残った紙ゴミを丸めてゴミ箱に投げ入れる。
駄菓子食べよっと。
そう思い戸棚を開けたが何も無かった。
敦達に買ってこさせよう。

駄菓子屋 鏡花「暫くは私目線」→←大丈夫 レン「俺目線だよ」

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