大丈夫 レン「俺目線だよ」 ページ40
リンが乱歩さんから貰った飴玉を開けようとする。
「ねえ、見てこれ」
そう言いリンは飴玉の袋を此方に見せてくる。
そこには「物置に来て」と書いてある。
「これ、乱歩さんからのメッセージ?取り敢えず行ってみよう」
そう言い歩き出す乱歩さんに俺達はついていく。
・
誰かの話し声が聞こえてくる。
あれは・・・ Aと乱歩さん何の話をしているんだろう。
僕達は物陰に隠れてこっそり話を聞く。
・
隣ではリンが泣きそうになっている。
Aはすでに泣いている。
「本当は、本当は誰かに大丈夫?と声をかけてほしかった」
その言葉に俺達は飛び出る。
「な、何で皆が・・・ うわっ」
驚くAにリンが飛び込む。
「大丈夫、大丈夫だよ、Aにはリン達がいるから」
「これ」
俺は乱歩さんから貰った飴玉を見せる。
「あの時の、てことは・・・ 」
「はめさせてもらったよ」
「なっ乱歩さん、酷いです!」
「まあまあ、これあげるから」
「むぐっはむはむ、美味しい」
乱歩さんはAの口の中にカップケーキを入れる。
いつの間にか涙がおさまっている。
「いいな、乱歩さん、リンも食べたい」
「え〜、さっき飴玉あげたじゃん」
「いいじゃないですか、美味しい物は皆で食べるともっと美味しいですよ?」
「Aが言うなら分かったよ」
キーワード 乱歩「僕目線だよ」→←夢主の過去、人気者のアイツ
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした!
5人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:水月
作成日時:2020年2月20日 7時