ここが探偵社か ページ33
振り向くと、それは探偵社員数名。
左から順に、太宰治、与謝野晶子、宮沢賢治、谷崎潤一郎、谷崎ナオミ、敦。
「Aちゃん、受かったんだね」
そう言い敦はかけよってくる。
「待て小僧。自己紹介が先だろう」
そして始まる自己紹介。
あ、最後は僕だね。
「雪野A、異能力はVOCALOID 、ボカロ曲を歌ってその内容によって様々な事が出来ます」
「あら、それならボカロ曲を知っているんですね」
「あれ?そういえば、乱歩さん達は何処ですか?」
「ああ、あの二人なえら買い物に行ってるよ。という訳だから、さきに探偵社を案内するから、ついてきな」
歩き出す与謝野さん達についていく。
「・・・ ここが武装探偵社だよ」
我は黙って社内を見渡す。
その時、机の上にあるパソコンに一通のメールが届いた。
それを国木田さんが確認する。
「依頼だな、奪われた物を取り返してきてほしいそうだ」
太宰さんが国木田さんの横からメールを覗く。
「ああ、彼処ね。確か少人数の組織だ。でも油断は禁物だよ、彼処には隠しカメラが大量に設置されていて、更には隠密にすぐれた異能力者が来てもいいように、体の熱を読み取る装置も大量に隠されている。という訳でAちゃん」
「はい?」
「初仕事だよ。頑張りたまえ」
「はい!」
「それじゃあボクが一緒に行くよ、Aちゃん、宜しくね」
「兄様が行くならナオミもついていきますわ。Aさん、宜しくお願いします」
「はい、宜しくお願いします」
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作者名:水月
作成日時:2020年2月20日 7時