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入社試験内容 敦「僕目線です」 ページ31

夕日が沈む頃、僕達はAちゃんの入社試験内容を決めている。
Aちゃんが何故だか僕達の事を知っているということで、今のところ出ている案は与謝野さんの···止めておこう。
「僕のときは偽の立て籠り事件でしたけど、それは無理ですよね」
「うん、その子が本当にボク達の事を知っているんだったら騙しようがないし、探偵以外の人に頼んでもその人の事を知っているかも知れないからね」
谷崎さんの言う通りだ。それに一般人を本当の事件現場に連れていくのは危ない。
頭を抱えていると、ふと机にあるソーダ味とグレープ味で二重になっている飴玉が視界に入った。
「・・・そうだ!皆さん、こんなのはどうでしょう?」
思い付いた案を言うと、それがAちゃんの入社試験内容になった。

喫茶店で立て籠り事件→←これが俺のヘッドフォンか


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作者名:水月
作成日時:2020年2月20日 7時

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