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IA、初登場 ページ16

誰を呼び出そうかな。
スマホを覗くとIAがキラキラした目で此方を見ていた。
リンとレンスマホの中に戻ってたんだ。
よし。
「異能力、VOCALOID」
白とピンクが混ざったような色の球体がスマホの中から出てくる。
「こんにちは、Aさん」
「こんにちは、IA、突然だけどあの曲一緒に歌ってくれない?」
「あの曲···はい、勿論です」
スマホの中から出てきたIAに、敦さんは驚いているけど、鏡花さんは眉毛すら動かない。
俺はスマホからアスノヨゾラ哨戒班をながす。
「「〜〜♪」」
IAとうまくパート分けをして歌う。
ふう、なんとか歌いきれた。
二人の顔を見ると二人は固まっていた。
「 えと、大丈夫ですか?」
IAが二人の顔の前で手を振っている。
「綺麗」ボソッ
「え、すみません、聞こえませんでした」
「AさんとIA さんの歌声、とても綺麗でした」
「私もそう思う」
「え、あの、ど、どうもです 」
IA は顔を赤くしている。

お知らせと宣伝と雑談→←お隣さんはあの二人


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作者名:水月
作成日時:2020年2月20日 7時

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