始まり ページ2
カリカリとシャーペンをノートの上で走らせる。
冬の昼過ぎ、俺は机で来週に向けてテスト勉強をするふりをして曲を書いている。
てゆーか何で勉強しなきゃいけないの?
めんどくさい、やりたくない···やってないけど。
テストで点数悪かったら塾なんてあんまりだよ。
塾に行ったら僕のオタ活があ。
誰かの足音がする。
即座に机の上に勉強道具を置き、曲を書いたノートをしまった。
「どうした?」
現れたのは僕の妹だった。
「ママが食パン買ってきてって言ってた」
「ん、」
我は椅子から立ち上がり、出掛ける準備をして妹と家を出た。
コンビニまでの道のり、妹が競争をしようと提案してきた。
「ん、いいよ」
妹が姉に勝てるわけがない[はい、たった今、フラグがたちました]
「それじゃあゴールはあの電柱、位置について、よーいどん」
妹の声と共に走り出す······あれ、おかしいな、あいつの背中が見えるんだけど
数秒後、結果、負けた[フラグ回収おつ]
ふと、横を見ると猫がいた。
「あ、猫だ」妹が猫を触ろうとすると、猫は逃げて道路の真ん中に、すると猫の後ろからトラックが来た
「危ない!!」走って猫を突き飛ばす。なんとか妹がキャッチしてくれた。
よかった、そう思ったのもつかの間、どっという鈍い音がした。
「AA」
何度も僕のを呼ぶ声が聞こえる。
だんだんと意識が薄くなっていく。
あ、これ完全に死ぬな。
それかカゲロウデイズみたいにループするのかな。
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作者名:水月
作成日時:2020年2月20日 7時