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「ねえA」
うつむこうとする私のほっぺを掴んで 上に向けた
「俺さ自分が思ってた何倍も不器用で鈍感で でもね Aのこと愛しいって思う気持ちだけは分かるよ」
『ほくとくん』
今度はわたしからちゅってした
顔を離すと ほくとくんは ふふって笑って
「A好きだよ」
ほくとくんはさっきより長くちゅってした
星空の下で浴びる ほくとくんからの言葉は
星の何倍も綺麗でドキドキして ぎゅっとだきしめた
向こうから招集の声が聞こえて
行こっかって北斗くんの手を取る
いつものつなぎ方じゃなくて 指を交差させながら
旅館の方に向かうと、いつものみんなが待ってて
「よかったねえ」なんてちょっと涙ぐんでるのが面白くて
北斗くんと目を合わせて笑った
大我は 「任せたから」って北斗くんの肩をぽんっと叩いて「任されたわ」って悪戯っぽく笑ってるのがまた可愛い
あっ大事なこというのわすれてた
「ほくとくん」
みんなと中に戻ろうとしてる北斗くんの腕をひっぱると
？ なんて顔でこっちをみてる
「だいすきだよ」
ちょっぴり傷ついて、傷つけて、たくさんドキドキしたこの記憶はきっと薄れることはないだろう
みんなとの思い出も 北斗くんとの幸せも ずっと続きますように
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はむ(プロフ) - なっちゃんさん» コメント有難うございます。構成は試行錯誤していたのでそのように言っていただけて嬉しいです！ (2022年8月5日 23時) (
レス) id: 502b185181 (このIDを非表示/違反報告)
なっちゃん - お話全部読みました！とても面白かったです！続編や新作楽しみにしています！ (2022年8月5日 23時) (レス) @page13 id: 14f73ed980 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はむ | 作成日時：2022年8月3日 14時
