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目が合った瞬間、鬼灯は抱き抱えたAを瞬時に下ろした。そしてAは分からず首を傾げているとシロに下がった方いいかも!と後ろに引っ張られた。

「ソイヤッ!!!!!!!!」
「なんの挨拶もなくそれかコノヤロウ!!!!!!!!」

ゴキャ、とすごい音がした。
鬼灯が誰かを殴ったのだ。あっけに取られてシロの背中に手を乗せていたAだが、また誰かが目の前でしゃがんだ。

「……?」
「シロ、この子は?」
「鬼灯様が保護してるんだって。」

どうやらシロは知っているようだ。
シロにか細い声で誰?と聞くと元気な声で桃太郎!と返ってきた。

「ももたろう!ほんもの?」
「えっ、むしろ偽物いるの俺??…こほん、お名前はなんて言うの?」
「A、です!」

Aちゃんか〜とにこやかに頭を撫でていると桃太郎の師である白澤が桃太郎に花街に行こうと提案した。

「……えっまって、なんでロリっ子いるの?」
「今気付いたんスね……」
「かわいーね、将来が楽しみ。」

桃太郎の隣にしゃがんだ白澤は女性ウケ抜群の微笑みでAの頭を撫で、大きくなったらお兄さんの所おいでと口説き始める。

「貴方女性なら手当り次第ですか。」
「人聞きが悪いな、ストライクゾーンが広大だと言ってよ。」

まあ乳はあるに越したことはないと言う白澤に鬼灯はAさんに触るな近づくな見るなと汚いものを見る目で言い放つ。

「でもどっちも好きだね、大きな乳は包まれたい。ちっさな乳は包んであげたい。」
「ほらよ包まれろ。」

も゛お〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!

突然の咆哮に驚いたのは白澤だけではなかった。Aも驚き、桃太郎を盾にするように隠れてしまった。

拾壱→←玖



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雪寝子(プロフ) - ボンクラMONKEYさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます!ゆっくりとした更新ですがどうぞ今後ともお付き合いくださいませ! (2023年3月7日 19時) (レス) @page26 id: 8c56c9b648 (このIDを非表示/違反報告)
ボンクラMONKEY(プロフ) - めちゃ好きです。この作品に出逢えて良かったです。ありがとうございます。 (2023年3月1日 20時) (レス) @page25 id: 402691cbe4 (このIDを非表示/違反報告)
雪寝子(プロフ) - noche/ノーチェさん» 数ある作品の中から見つけて下さって本当にありがとうございます!評価まで頂き…本当に嬉しい限りです!のんびり書いておりますが、どうぞお付き合い下さい。本当にありがとうございます! (2022年9月26日 22時) (レス) id: 8c56c9b648 (このIDを非表示/違反報告)
noche/ノーチェ(プロフ) - この作品を気づくのが遅くなってしまったことがとても悔しいです。評価を失礼ながら100票目を頂きました。もちろん1番右です!遅いかもしれませんが無理をしない程度に更新を頑張ってください。失礼しました (2022年9月26日 0時) (レス) @page22 id: 958fbd2e0b (このIDを非表示/違反報告)
雪寝子(プロフ) - 暇人(笑)さん» わああ、ありがとうございます!とても励みになります……!更新頑張ります! (2020年9月3日 11時) (レス) id: 6c23cea859 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:雪寝子 | 作成日時:2020年8月2日 17時

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