心の花に..ふわり。無垢の羽根(jumpxjump)無垢の羽根シリーズ(３)

＝ぶらっく・７＝ ページ27

＿＿＿＿＿

＿＿＿


パッと＿＿＿目を覚ましたオレの目の前に

可愛いおねむの目と、声。


「あ〜〜。だいすけちゃん
　目さましたぁぁ。よかったぁ。」


ほぅ〜っと安堵した制服姿の慧ちゃんと

その後ろに雄也と裕翔。



「あ。。けいちゃん・・
　オレ＿＿」


「だぃじょうぶ？大介ちゃんね
　ボールばしぃーんってなってね
　ばたーんって！そんでね、んっと」


「ぅん。」


「あのね、んっと。そぃでね
　ゆうやが..はこんでね。
　とくべつなのっ。ぷんぷんっ。」


＿＿＿ぷんぷん？？

慧ちゃんはほっぺを、ぷくーってしてる。

オレは、よっこらせっと起き上がりながら

「え〜っと、、慧ちゃんおこってる？
　特別って？」


「あぁ〜〜だいすけちゃん
　そんなきゅーにおきあがって
　だいじょうぶ？」


「ああ、平気、平気。
　そんで、特別って？」


「あのね、んっと。。
　雄也のお姫さまだっこっっ！
　もぅー、ぷんぷんっ。」



慧ちゃんの後ろで裕翔がクスクス笑い

飽きれた声で雄也が

「ヤキモチ妬いてんだよ、慧は。
　な、裕翔。」


「うん、そうそう。
　いや〜しっかし、大介を颯爽と運ぶ
　雄也は、戦隊もんのパープルだった！」


「ぱぁ〜ぷるぅ？！
　おいおい、裕翔。そこはちげぇだろ
　レッドかブラックじゃね？！」



＿＿＿ぶ。。ぶらっく、、

「ぶ、、ぶら、、ぶらっく・・」



「ん？どーした大介。」


「いやいや、なんでも＿＿
　つか。今、何時限目？」



慧ちゃんは、ぴっと保健室の

時計を指さし

「今はもぉ〜放課後ですよぉ〜。」


「えぇ！！ほ、放課後？！」


「ん。そぅよぉー。
　大介ちゃんね、ずぅ〜っと
　ねむねむだったんだよー。」


「そっか。。」


「んっ。慧、しんぱぃしちゃった。
　お昼休みも見にきて、慧ね
　お声かけたけどね、大介ちゃんてば
　ぜんぜん起きないんだもんっ。」


「まじ？」


「ん。まぢー。
　なんかね、眠り姫みたいだったの。
　そんでね、お昼休みに保健室いくとき
　１ねんせーのおっきー子と会ったの。
　だからね、慧おせーてあげたんだ〜。」


「おっきーこ・・」


「うん。
　そしたらいっしょ来るっていぅから
　お休みじかんにいっしょ来たの。」


「ああ、照ね。
　照も心配性だな。」


「ん？？」


「なに、どーした慧ちゃん。」


「おっきー子ね。
　ひーちゃんじゃなぃよ。」


「ひーちゃん？？
　あれ、慧ちゃん＿＿＿」

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