心の花に..ふわり。無垢の羽根(jumpxjump)無垢の羽根シリーズ(３)

＝ぶらっく・２＝ ページ22

「う゛〜〜〜。。
　＿＿＿...め。めめ」


つい名前を口走って、、またあの光景。



めめがオレの首の下のホクロに

...キスした。



「きす・・。キス、すき。す＿＿」



ハッと、意識が戻って、また悶絶。



「ぐぉぉぉぉ〜〜っ。。」


枕に顔を埋め、唸る。うなる、唸るっっ。


「ん゛〜〜〜っっ。。」




もーなんで？なんでなんだ。

ねぇ、どうして？

どうしてめめは＿＿



めめは、オレがしてもらいたいコト

知ってんの？！




＿＿＿オレの首の下にあるホクロ。



ハート型のちょい大きめなホクロ。

そこにキスしてもらって

ハグしてもらいたいいって。。



(まあ、ハグはしてもらってないけど。)

って、、何言ってんだいっ、オレっ。




誰にも言ってない秘密

オレが小さいころから腐男子だってこと。



子供の頃から憧れの正義のヒーロー

雪男戦隊スノーレンジャーのブラック。

そのクールなブラックに助けてもらって

そんで、それから。。

はぐしてもらって、んっで、んっで

き、、きすぅ。。



「うぅー。」



小さいころから夢見てた

オレの憧れのシュチ。



「...なんで？ねぇ、どうして？
　なんで、めめは知ってんの？
　＿＿てか、偶然？偶然なの？
　だったらさ、すごくね？！」



ハーッとデカい溜息を吐いて

めめに言われた事を、反芻する。



「えっと、、なんだっけ＿＿
　あ。そうだ、そうそう。めめが
　バイト始めたきっかけは、オレ・・」



う〜〜ん。。バイト先で初めて会ったと

思ってたけど・・

ケーキ屋のお客さんだったとか？

う〜ん、ちがうか。
　


ガッコー。。

学校は同じだけど、あいつ後輩だし

校内で会った事なかったし・・



あんな目立つイケメン、学校でも

ケーキ屋でも見たら覚えてるはず・・



う〜〜ん、わからん。

気になる、気になる。

あ〜〜〜、気になる。



「よし、気になるから
　明日聞こ〜っと。...じゃ、ないや
　ハズすぎて、めめに会いにくいっっ。」


と、いうかさ〜〜。


「さっきからオレ、めめの事ばっかっ。
　やっぱし、おまじない効いてんのかな
　あ゛〜〜、もぉぉーどうしぉぉー。」





『ちょっと！！うるさいよ大介！！』

またも母ちゃんから怒られ


しょぼぼーんなオレ。




はぁぁー。。

明日バイト休みでよかった〜。


＿＿＿＿＿＿＿＿＿

＿＿＿＿＿

＿＿＿

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