紫陽花の花に..ふわり。無垢の羽根(tkxin)無垢の羽根シリーズ(１)

＝真っ白な・２９＝ ページ29

「雄也がね、ん゛ーってしてたの。」


「ん゛〜〜ん？？？」


「そぅー。ん゛ーって、くるしそーだったの。」


「苦しそう・・？」


「ん。だからね、慧が〜
　ぱちん。って電気消してねー」


「ああ〜、そっか、だから電気消えて
　真っ暗だったのか。」


「そぅよー。セツデンだのー。
　電気のムダづかいは、めっ。」


「ふふ。
　節電って、天使がそんな事気にすんのな。」


「ん、そぅ。だって、だって。言ってたもん。
　侑李が言ってたのー。」


「母さんが・・なんて？」


「んっとー、パパも雄也も
　よく電気消し忘れるのよ〜。って！
　そー言ってた。」


「あー・・。それ、よく言われたわ、マジ。
　＿＿んで、慧さ..話し戻すけどさ。」


「な〜に。」


「俺が苦しそうで＿＿んで電気消して・・
　それで？」


「あ。。んっと、それでねー
　雄也、ん゛ーって言ってたの
　だからね、慧がママみたいに〜
　添い寝してあげたのー。」


「添い寝って＿＿う〜ん。。いやいや
　ちげぇーと思うぞ。」


「ちがぅ〜？なにがー。」


「ん〜・・なんつーか。
　この慧の位置は、添い寝とゆ〜より
　彼女っぽい..位置っつーか、なんつーか。」


「かの..じょ。。いち？」


「まー・・いっか。いーいー。
　いーな、うんうん。つか、サンキューな慧
　よ〜く寝れたぜー。」


「わー、ほんとぅ？よかったっ。
　じゃ、今日の夜も添い寝したげるー♪
　慧が、ゆーやのお腹、ぽこぽこ。
　したげる〜♪」


「いーやっ。それは、ポンポンは
　ケッコーです。」


「けっこー？こけっこー？」


「おい、何で急にニワトリ
　登場すんだっつーのっ。ちげーって
　ポンポンは、しなくていいんだーって。」


「え〜〜。どーして？
　昨日の夜は、むにゃむにゃして
　雄也、ぽんぽん。うれしそーだったっ！」


「やめろって。
　親父と一緒にすんじゃねーって。
　嬉しくねーっつーの。」


「もぉー。いいじゃんさー
　素直になりなよぉー。」


「い〜や、ちょい情けねーべ
　それ。」


「んーんっ。そんなコトないよーっ。」


「そーかぁ？？
　ん〜・・まぁ、兎に角さ
　ありがとうな、慧。」


「んふふー。ん♪」


「さ〜て、そろそろ起きて
　支度すっか。」


「ぅん♪」



＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿



昼飯の時間＿＿＿。


人の来ない屋上で、３人で飯食う。

朝、親父がニコニコ渡した弁当を



「ん〜、おいしぃー♪」

＝真っ白な・３０＝→←＝真っ白な・２８＝

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す