紫陽花の花に..ふわり。無垢の羽根(tkxin)無垢の羽根シリーズ(１)

＝真っ白な・２１＝ ページ21

「並ぶっつ―の。。」

慧と裕翔に背中を押されながら最後尾に並ぶ・・。



しっかし＿＿並んでんなぁ・・。

え〜〜っと・・１、２、３、＿＿＿

１０人以上は並んどるな、こりゃ〜。

まぁ、ポツポツＤＫ居んけどさ、

みんな、爽やか系だろ？＿やっぱ地味に浮いてんよ俺。



はぁぁ―――。




「わぁー。うきうきっ。」

慧はウキウキって声に出してまで

待ち遠しそうに、嬉しそうに揺れている。



そんな慧をニコニコ見ながら裕翔が

「そう言えば、慧ちゃんクラスに
　すぐ馴染んで良かったね。ね、雄也。」


「お〜まぁな。
　慧の見た目が功を奏した感じだな。
　クラスのアイドルだな、ありゃ〜。
　なぁ、慧」


「わ〜、あぃどるぅ〜♪
　慧、あぃどるっ☆」

慧は、ぴしっ。っとアイドルポーズみてぇなのしてる。



「・・なんだよ、その格好。」


「いーのっ、慧のあぃどるのぽーずっ。」


「ふふふ＿＿しっかし、慧っつっても
　みんな平気だったな。慧の事、痛ぇヤツって
　思わねぇーしさ。ま〜良かったよ。ホント
　万事うまくいって。なぁ〜慧。」


「ん♪よかったー。
　ガッコ―たのしみっ。たぴぉかもたのしみぃ〜♪」


「はぁぁー・・つか、慧さ。
　何の為に、此処に来たんだっつーの。」

と、言ってから＿＿「あっ。」っと思う俺。




裕翔は不思議そうな顔して

「ん？んん？？何、何、何か目的があって
　慧ちゃんはココ、日本に来たの？
　１人で海外から来たんだろ、大変だなぁ
　ねぇ、慧ちゃん。」


「ん、。。んー・・そ、そぅ。たぃへんだー。」


「ん〜・・それで慧ちゃんは
　なんで日本に来たの？」


「んーっと、、え〜〜っと。。
　慧は、たぴぉか飲むためー。」


「けぇ〜〜〜いっ！っんなワケあるか〜〜いっ！
　慧、いい加減なコトゆーなってっ。違うだろ
　ほら、日本。日本を学びにきたんだろっ。
　オイ、コラッ。」


「あ。。そっかー・・。そぅだったよぉー。
　てへへ。」


「てへへって何じゃ〜いっ。＿＿ったく。」


「ふふふ、まぁまぁ雄也。
　そ〜か、そうだったんだね慧ちゃんは
　日本を学びに。」


「ん、ぅん。そーぅ。」


「あ〜、ほれ、慧と裕翔。
　もーすぐ俺達の番だぜ〜。
　何飲むか決めとこーぜ。な、慧。」


「ん♪」


＿＿＿＿＿＿＿＿＿




自宅に向かいながらの道すがら〜

人気が引いた通りを歩きながら

「さてさて、じゃ〜飲むかね
　そのタピオカつ〜ヤツを。」

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