紫陽花の花に..ふわり。無垢の羽根(tkxin)無垢の羽根シリーズ(１)

＝真っ白な・１７＝ ページ17

「やっぱし..なんだよ慧。」


「んとー、ほんとはね。。
　ほんとぉーは、じぇいけーになってー
　たぴたぴ、たぴおか〜..飲みたかったなぁ。」


「はぁ・・。＿＿っんだそれ、もしや・・
　それだけの理由で、不満顔かよ〜。」


「んー..だってぇー。
　だってだって、だってさっ。。
　ゆーやの行ってるガッコーって
　ダンシばっかしっ。」


「そりゃ〜そうなのっ。
　男子校なんだっ。」


「ほぉー..だんしこーぅ？」


「ああ、そーだ。
　男子しか居ねぇー学校なんだよ。」


「ほぇぇー。そっか、そぅなんだー。
　だから〜セイフク、おズボンなんだっ。」


「そーだよ。はぁぁー・・いいか？男子校に
　ＪＫで行ったら、変だし浮くし、それに
　危ねぇーしっ。」


「あぶねぇーの・・？」


「危ねぇだろ。ヤローばっかんトコにＪＫってっ！
　狼の群れに羊を一匹放つようなもんだぜ。
　そんなコトしなら、喰われんぞ。」


「く、、くゎれるぅー・・。
　わー・・こわ―――ぃぃ。」

ブルブル震える慧は、自分を抱き締め

「はわゎー・・骨ごと食べられたら
　なくなっちゃうよぉー。。」



「いやいや。喰われるって、
　その食われるじゃ＿＿＿・・」

“ねーしっ。。”って言おうと思ったが・・

ま、いいか。天使ってだけあって

ピュアだろ、純真無垢だろ。そーだろ。
　
そんな下世話な事、知らんだろーな。

よし、話しをかえよう。


「じゃ〜慧、いいか。
　明日は早起きして行くからな。
　ちょい早めに行って挨拶したりさ。」



「ん♪」


「んで、朝はいつも〜
　俺の幼なじみ、裕翔と行ってんからさ
　そいつも居んからな、慧。」


「わかったー。わーどきどき。。
　えっと、慧。慧ね、がんばるー。」


「お〜〜〜い、慧。」


「な〜〜〜に？」


「いやいや、な〜〜〜にじゃなくてっ。
　慧って言うなって、自分の事。」


「ん〜〜？」


「だーかーら、１７歳男子が一人称
　名前で言ってんと、おかしーべ？!
　ちょ〜痛いヤツだって思われんぞ。」


「いたぃー・・？」


「ああ。クラスで浮くぜ？
　そんな感じだとさ。」


「ぅくー。。・・ん〜〜、わ、わかった
　じゃー..お。おれっ。」


「・・・う〜〜ん。。何か違和感満載だな。
　う〜〜ん、、ま、いっか。も〜さ＿まず
　その髪色の時点で、浮くもんな。うん、
　そうだ、そ〜だな。ま、いっか慧でも。」


「い〜ぃ？」


「いーいー。いいだろ、だいじょーぶだな。」
　

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