紅一点は16人がだいすき！4 (ページ10)

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お嬢がやらかした！ページ10

kenta side

引っ越しして落ち着いた頃
亜嵐さんから飲みの誘いがあって
収録後に向かうことになった。

陣「ほな、お疲れ様でした〜」

力「お疲れ様〜」

みんながどんどん帰って行く中、

　『健太さ〜ん、帰りましょ〜！」

健「あ、ごめん。今日アラチルでさ。
　慎と昴秀と帰れる？」

　『健太さんもお出かけですか？
　いってらっしゃい♪』

健「けんたもってことは慎も昴秀も？」

　『うん。マコは壱馬とご飯で
　昴秀は友だちとって言ってました〜』

健「そうなの？帰れる？」

　『帰れますよ〜！気をつけて行ってくださいね！』

健「亜嵐さんに言って、一緒に行く？」

　『それはヤダ(笑)亜嵐さん帰してくれない(笑)』

健「亜嵐さんA大好きだから(笑)」

　『好かれすぎて困ってます(笑)』

健「けんたの方が好きなんだけど(笑)」

　『わたしも健太さんの方が好き〜』

そう言って抱きついてくるA。
行きたくなくなるんだけど(笑)

健「帰ったら連絡して。なんかあったら
　すぐに連絡してきていいから。」

瑠「あなた達はカップルなの？」

隣にいた瑠唯が写真を撮りながら聞いてくる。

健「うん。そう。」

瑠「A？こんな男やめときな？笑」

　『え〜(笑)ヒーローなのに〜(笑)』

瑠「こんなえちえちなヒーローダメよ(笑)」

　『は〜い、ルイママ〜』

健「ほんとにすぐ連絡していいから」

　『心配してくれてありがとうございます♪
　お買い物してから帰りますね！
　家に着いたらすぐ連絡します』

健「うん、じゃあ気をつけてね？」

瑠「途中まで一緒に帰ろっか！」

　『はい！じゃあ、お疲れ様でした！』

健「お疲れ様〜」

Aが瑠唯と手を繋いで楽屋から出るのを
最後まで見送って、急いで亜嵐さんの所へ向かった。

健「お疲れ様です。遅くなってすみません。」

店員さんに案内された場所へ行くと、
亜嵐さんは先に着いててメニューを眺めてた。

亜「お疲れ〜。大丈夫大丈夫。俺も今来たとこ〜」

亜嵐さんはいつもこう言ってくれて
ほんとに優しい先輩だと思う。
飲み物と何品か注文して、やっと晩ごはん。