紅一点は16人がだいすき！4 (ページ39)

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プチ同棲5日目ページ39

am8:00

外は清々しいぐらいに晴れていて
とても眩しかった。

朝食を済ませ、健太さんの仕事まで
少しベランダから外を眺める。

健「今日は帰ってくるの夕方だと思う」

　『わかりました。晩ごはん何にしようかな〜』

健「なんでもいいよ」

　『寒くなってきたし、お鍋しましょうか？』

健「いいね！楽しみにしてる。Aは今日何すんの？」

　『今日はゆっくり掃除します』

健「やっと自由に動けるもんね」

　『しかも洗濯日和ですし♩』

健「無理しないようにね」

　『はい』

健「じゃ、そろそろ行く」

　『帰る時間わかったら教えて下さい』

健「うん、わかった」

　『気をつけていってらっしゃい』

健「いってきます」

玄関で見送ったあと、
掃除機をかけて
拭き掃除をして
寝具を干したり
洗濯物を干して
気付けばお昼もすぎていた。

リビングで1人ごろんと寝転び
自分の中のもやもやしたものと
格闘していると、なぜか無性に
瑠唯さんに会いたくなった。

電話してみようと思って
スマホを手に取り、
瑠唯さんをタップする。

〜♩〜♩
瑠“は〜い！A、どしたの〜？”

　“瑠唯さ〜ん！瑠唯さんに会いたくなっちゃって”

瑠“嬉し〜い！来る？待つ？どこか行く？”

　“やった〜！カフェ行っておやつしましょ？
　そのあと、うち来ませんか？”

瑠“いいよ〜！Aの家の近くにカフェある？”

　“あります！行ったことないんですけど(笑)”

瑠“開拓しよ(笑)じゃあ○○駅でいい？”

　“はい！時間教えてくださいね”

瑠“オッケー！じゃああとでね〜”

　“は〜い”

瑠唯さんとデートだ〜♫とは思ったが
なぜかおしゃれする気になれず、
(瑠唯さんごめんなさいw)
マコからもらったキャップに
壱馬から借りたままのTシャツ、
黒のスキニー、ヒールのないブーツに
玄関のクローゼットにあった
健太さんのアウターを来て家を出た。

駅で瑠唯さんと会って
そのまま近くのカフェへ。
ケーキセットを注文。