紅一点は16人がだいすき！4 (ページ16)

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プチ同棲1日目ページ16

A side

今日はお昼から会議で、
13時にマンション下で待ち合わせ。
健太さんに荷物を持ってもらって
松葉杖をついて家を出る。

健「おはよ〜」

　『おはよ〜』

慎「おはようござって、Aどしたの！」

昴「えぇ！Aちゃん大丈夫⁉︎」

　『大丈夫〜1週間で治るから〜』

慎「何したの？」

　『階段から落ちた〜』

健「綺麗な月だったからさ〜」

　『見惚れちゃって(笑)』

昴「何かあればいつでも呼んでくださいね？」

　『ありがとう。でも大丈夫だよ！
　健太さんが1週間泊まってくれるから』

慎「え、1週間？しかも泊まり？」

　『そう。助かるよね〜』

昴「健太さん一緒なら大丈夫っすね！」

健「あ、来た」

マネージャーの車が到着。

マ「おはよ〜」

　「「おはようございます」」

昴「あぁだから今日車なのか」

　『そうゆうこと！ラッキーだね(笑)』

慎「笑ってる場合じゃないでしょ」

マ「慎、もっと言ってやれ(笑)」

事務所に着いて、慎におんぶされて
会議室に行くともうみんな集まってて

　『おはようございま〜す』

陣「お、来たで。月見る少女(笑)」

陣さんがニヤニヤしている。
心配せえよ心配を(笑)

リーダーの２人にはその日のうちに
テレビ電話して話しておいた。

力「ほんと大丈夫なの？」

　『1週間で治します！迷惑かけてすみません』

陸「ほんとに月見て歩いてたの？笑」

　『はい！きれいな月でしたよ？』

彰「パフォーマーのクセして足怪我して
　なにしとんじゃ」

山彰さんのマジのトーンに空気がピリつく。
やばい。めっちゃ怒ってる。

　『、、、すみませんでした。』

彰「捻挫で済んだと思うなよ。
　もう一生怪我すんな。」

　『はい。ごめんなさい。』

彰「次アホな理由で怪我したら
　事務所前で曲もなしで1人で踊らす」

　『もう、絶対怪我しません！』

本気でさせられそうだから怖い。

瑠「とりあえず、座ろ？
　 Aはここでいい？」

ハイサイコンビの間のイスを指さす瑠唯さん。

　『はい。ありがとうございます』

私を降ろすと、慎は壱馬の隣の席に座る。

健「A、大丈夫だから」

健太さんが私の手を握ってくれる。