紅一点は16人がだいすき！4 (ページ2)

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落ち込んでるけど？ページ2

rui side

「「「疲れた〜！！」」」

海「今日もヤバかったすね！」

陸「海青キレキレだったじゃん！」

翔「やっぱテンション上がるわ〜！」

平「最高っすね！」

今はライブ終わりで
興奮しててみんなテンションあげあげ！

なんだけど、、、お嬢さんは落ち込んでます。

　『はぁ、もう最悪だ。』

両手に保冷剤を持って
美脚をマッサージしながら
何度もため息をついてる。
小さいAがもっと小さく見える。

北「俺より全然できてたよ？」

北ちゃんはボーカルだから大丈夫よ(笑)

龍「さすがに難しいかったすよね〜
　テンション上がってたのかな？」

力「あがってたあがってた！
　昂秀の目バキバキだったもん(笑)」

翔「そのテンションでいっちゃったんすね」

　『パフォーマーなのに、ダンサーなのに
　できないなんて、、、』

W2Pの昂秀ソロ→全員のパートで
キレッキレのダンスを披露した昂秀(笑)
ゆるフリだろうと思ってたAは
ほとんど踊れなかった。
会場的には大盛り上がりだったんだけど
お嬢さんは落ち込んでる。

瑠「今日の映像、スタッフさんにもらって
　一緒に練習しよう？ね？」

　『瑠唯さん、、、ありがとうございます』

瑠「安心して、Aは練習すればできる。
　あなたは出来る子だから」

　『うん、、頑張る、、』

ってこっちはAを励ましてるのに
出入り口側でわちゃわちゃしてるメンバー。
よりによってこんな日に
“寡黙な男”だっけ？“しゃべ2”？この2人がやらかすとは。

健「今日の北人側の最前で赤の服の子
　樹ファンの。可愛くなかった？」

樹「わかります！可愛かったすね」

2人を睨むA。向こうは盛り上がってて
全く気付いてない。

彰「俺はね〜花道横のセンターよりちょい前で
　ハーフアップってゆうの？それで
　肩がパフってしたブラウス来てた
　北ちゃんファンの子。かわいかった〜」

陸「わかるわかる！肩とパイの間ぐらいの
　髪の長さの子でしょ？」

彰「そうっす！肩とパイ(笑)」

なんの感情もないような目で見つめるA。
これまた本人たちは気づいてない。

壱「陸さん側のスタンド1列目の
　ピンクのペアの女の子で右側の子も
　めっちゃ可愛かったっすよ」

慎「壱馬さん、それめっちゃわかります！
　控えめにフラッグ振る子ですよね？」

壱「そうそう、さすが慎(笑)」

保冷剤を握るAの拳に力が入る。
まって、暴力はだめよ？？