紅一点は16人がだいすき！3 (ページ42)

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北「やめてよ〜、、、Aだいすきだよ」

下を向いて話を聞いていた北人さんが
顔を上げると目が赤くなっていた。

　『翔平、、、ありがとう！以上』

平「えー！まさかの以上！ｵﾋｮﾋｮ」

　『ふふっ(笑)翔平、疲れて帰ってきても
　いつもみんなを笑わせてくれて
　楽しませてくれてありがとう。
　ウケてる翔平もスベってる翔平も
　私はいつでもおもしろかったよ。
　イヤなことがあっても、翔平のおかげで
　元気になってたよ、ありがとう。
　翔平だいすき！』

平「こんな真面目に褒められると照れますな(笑)ｵﾋｮﾋｮ」

いつもと変わらない翔平はニコニコ笑ってた。

　『龍ちゃん、、、眠れなくてリビングにいる私を
　いつも龍ちゃんは見つけてくれたね。
　考えれば、龍ちゃんの部屋は階段横だから
　私の足音だって知ってくれてたのかな。
　夜中にテレビ見て笑ったり、
　庭に出て少ししか見えないけど星を見たり
　たまにアイスを食べたり。
　私の方がお姉さんなのに、寄り添ってくれて
　ほんとにありがとう。
　龍ちゃんだいすき！』

龍「お泊まりしたときはまたアイス食べましょうね！」

力強い目をキラキラさせながら
グーっと親指を立てて笑った。

壱「北人、いつまで泣いてんねん(笑)」

北「泣きたくないんだけど
　涙が出てくるんだよぉ」

　『北人さん、、、泣かないでよ、、、』

昴「あ、泣く(笑)」

　『うわ〜ん』

健「今日も泣き虫Aちゃん(笑)」

　『健太さ〜ん』

健太さんに抱きつくと
背中をトントンしてくれて
少しずつ落ち着いていく自分がいる。
健太さんの手は魔法の手だ(笑)