紅一点は16人がだいすき！3 (ページ41)

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次の日の夜、4人減ったリビングは
少し広く見えた。

陸「ご飯できたよ〜！」

樹「手伝います」

　『ありがと〜！』

今日は陸さんと一緒に唐揚げを作った！
明日引っ越すある人のリクエスト(笑)

平「やった〜！唐揚げ！ｸﾞﾌﾌ」

北「翔平のリクエストか〜」

壱「よかったな(笑)」

陸「じゃ、Aの唐揚げ！いただきます！」

　「「いただきます」」

平「ん〜！うまー！これ食べれんとか辛いわ〜」

壱「わかるわ〜。減量中でもこの唐揚げだけは
　食べてたのになぁ。」

　『いつでも作るから来て♪』

樹「寂しいからって唐揚げばっか作んなよ？笑」

　『いいじゃん(笑)』

瑠「Aは料理できるから安心だよ〜」

　『たっくん今頃何食べてるんだろ？
　ちゃんと食べてるかな？』

昴「大丈夫ですって〜(笑)」

龍「なんか引っ越しそばとか行ってましたよ〜」

翔「さすがだね(笑)」

陣「明日は、瑠唯と北ちゃんと翔平と龍か」

　『え、今日もするんですか？』

北「逆にしてくれないの？」

　『しますけど〜また泣く、、、』

樹「え、もう泣くの？」

健「Aは言い終わるまで泣かない。」

陣「さすが健太！わかってる〜(笑)」

健「がんばれ」

隣に座る健太さんに背中をポンと押され
気合を入れて4人にメッセージを贈る。

　『瑠唯さん、、、誰かに助けて欲しいとき
　いつもそっと寄り添ってくれて、
　ただ傍にいてくれてありがとうございました。
　ライキと遊びながら寝てしまった私を
　そっと部屋に運んでくれて、
　置き手紙もしてくれて、
　起きてそれを読むのが楽しみでした。
　いつもいつも優しい笑顔を向けてくれて
　ありがとうございました。
　瑠唯さんだいすきです！』

瑠「いつでも遊びにおいでね！
　ライキと待ってるからね！」

瑠唯さんはウルウルしながら
いつもと変わらない笑顔でそう答えてくれた。

　『北人さん、、、その細い体で
　美味しい美味しいっていっぱい
　ご飯を食べてくれてありがとうございました。
　上京したてで大阪に帰りたくて泣いてたときに
　宮崎に帰りたいけど、応援してくれてる人のために
　頑張るんだ〜って話してくれて、
　同じ気持ちの仲間がいると思ったら
　私も頑張ろうって思えました。
　北人さんのおかげです。
　ありがとうございました。
　北人さんだいすきです！」