紅一点は16人がだいすき！3 (ページ9)

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　『健太さんか〜。
　たしかに最近めっちゃ落ち着く(笑)』

平「樹と健太さんって最近張り合ってるよな」

友「三角関係的な？」

平「三角どころじゃないけど(笑)」

友「壱馬くんと寄り戻さないの？」

　『それはないかな〜。』

友「もう全く気持ちないの？」

　『メンバーとしてはめっちゃ好きだけど
　恋愛対象かと言われれば違う気もする』

友「昔のことか〜(笑) あ、起きた」

子どもちゃんの泣き声が聞こえると
友だちは寝室の方へ駆けて行った。
隣に座っているAの方を見ると
なにか考えているのかボーっと一点を見つめていた。

平「なに？大丈夫？」

　『もういっそのこと翔平と結婚するかな』

平「なにその妥協した感じ〜(笑)」

　『ふふっあ！かわいい〜！』

こっちはいつでも受け入れるし
メンバーも説得してみせるって
思っているけど、たぶんそれは
俺じゃないんだな。

ねんねから起きた子どもちゃんに
丁寧に自己紹介をして遊ぶA。
まじでどっちが子どもだよ(笑)

　『これいいね〜♩コロコロ〜』

赤「キャッキャ」

友「めっちゃ喜んでる(笑)」

子どもと遊ぶ姿を見ていると
健太さんや北人さんじゃないけど
Aとの子どもだったらな〜って思ってしまう。
こんな可愛いママに可愛い子ども。
きっとたぶん俺ではないけど、
もしもその可能性が1ミリでもあるなら
神様お願いしまーーーす！！
しょへ頑張りまーーーす！！

　『あ〜子ども欲しい』

友「子どもだけ作るのもアリじゃん？」

　『未婚の母的な？』

友「今はそうゆう選択もできる時代だよ」

　『でもやっぱ結婚してみたいな〜』

友「選び放題じゃん(笑)」

　『どこがよ(笑) 私のプリンスはどこ〜！』

平「事務所でそれ言ってみ？笑」

Aのプリンスになりたい人なんて
LDHの中に何人いるよ(笑)
俺だって立候補してるつもりなんだけど！

いっぱい遊んだAはそろそろ帰ろうと
玄関へ向かう。

友「今日はありがとね」

　『ううん、こっちこそありがと』

平「おじゃましました」

友「またよかったら来てくださいね」

　『翔平に会いたいだけじゃん(笑)』

友「いいじゃん(笑) A、頑張りなよ？」

　『ん？なにを？』

友「Aの幸せ。ずっと願ってるよ」

　『あ〜(笑) まぁ、まだまだだから(笑)』

友「翔平さん、Aをよろしくお願いします」

平「あ、はい。わかりました(笑)」