増田さんはジャニストの子が好きみたいです。その4！

増田さんと甘くて心地よい ページ16

(NEWSさんの見学 続き)



増田side






増「Aちゃん、なんか食べに行く？」





結局お昼どころか、夕方になってしまった。




でもこんな事よくあるわけで、





あ「あ、はぃ。他のメンバーさんは？」





彼女も慣れている。






シ「あーわりぃ。俺締め切り間近で…」





慶「俺はアニメが…」







手「パァパはええまあがいるもんねぇ♡」







増「……だそうだけど。2人でもい？」






あ「はい、全然…」







手「うんうん！ゆっくりどーぞっ」






というわけで、Aちゃんを近くのカフェに連れ出した。





感じのいいカフェの奥の窓際の席で向かい合わせに座る






でも、今日はなんかお互いの雰囲気が違っていて…心地よいけど、とても静か。






あ「何にしよう…」






髪に小さなリボンの髪飾りをつけて真剣に悩む君が可愛くて思わず見惚れてしまう







増「きまった？」







あ「あ、はい！」








店員に注文をして

“ドリンクはアイスティーでお願いします”っていうシンプルなセリフを言うのでさえ



優しく微笑んでいる。






出会う人誰にでも、その暖かくて優しい微笑みを向けるAちゃん。




その笑顔を俺は向けられたらどうなるんだろう。





一つ確信しているのは、





きっとこれからも、しばらく彼女に想いを寄せるんだろう。







__ねぇ、Aちゃん。






俺は君のヒーローにはなれないかもしれない。




闘うような柄でもない。





でも、君がバレンタインに一番に渡したくなるような存在にはなれるかもよ？




君の正義の味方じゃないし、そんなん頑張ってもなれない。




でも、






きっと君の理想の人になってみせるよ。

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