増田さんはジャニストの子が好きみたいです。その2！

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あなた side





最悪。




雷だ…。



雷は小さい頃からずっと苦手。






おまけに停電。





怖くない。怖くない…。





言い聞かせながら丸まっているときだった、







ぎゅっ)







あ「…へ？」






ちょっと顔をあげると、





増「ごめんね。でもAちゃん、大丈夫だから…」



増田さんが片手で肩を抱き寄せてくれていた







ゴロゴロ))







あ「ひぃ…！」





でもあの音には耐えれなくてまた耳を抑える。







増「大丈夫大丈夫…。」






あ「うぅ…。」





暗い中増田さんはずっとよしよしと片腕を回してくれていた。







嵐という状況にもかかわらず、



今までなかった経験したことないぐらい、心臓がドキドキと鳴る





でも、どうしよう…迷惑かけてるし…





でも、





ゴロゴロと鳴り続ける雷に離れたくても離れられずにいた







あ「びくびく))」







増「…」







すると急に増田さんは離れてカバンをあさった。






ああ、引かれたかも…。






やだな…なんか。






思わずしゅんっとしていたとき







〜♪))







あ「ん…？」







耳に違和感を感じて目をあけると








さき程と同じように腕をまわした増田さん




そして私の耳には増田さんのヘッドホン





そこから流れる優しい声







増田さんの声だ…







増「借りてていいよ？」






そう言う増田さんは優しい笑顔で頭をを軽くポンっとした






増「これで聞こえないでしょ？」






あ「こくん))」





そんな増田さんの優しさに胸がジーンと熱くなった






嫌いじゃないかも…





聞こえなくなった怖い音と優しい温もりに安心したのかその場で眠ってしまった

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