増田さんはジャニストの子が好きみたいです。その2！

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増田 side






お酒をがぶ飲みしたAちゃんを強制的に立たせて車に乗る







あ「増田さぁんは運転しちゃダメでしょー//」







増「お酒飲んでないからいいんです！君はもう寝て。」





ずっと可愛い口調で話す彼女。






あ「だってえ」






増「もう、酔い冷まして」







あ「…」








それからしばらくAちゃんは黙ってしまった






夜の街を静かに走る






怒ってるように聞こえたかな…




心なしか彼女は少ししゅんってしてる






あ「増田さん怒ってるんですか…？」






信号で止まって恐る恐る聞かれた






増「怒ってないよ？ただ…」







あ「？」








増「心配するって言いたいだけ」








出来るだけ優しくAちゃんに話す







増「そんなにお酒強くないのに…男だらけのとこで強いお酒飲んだらさ？」







信号が変わってまた車を走らせる





あ「でもNEWSさんですし、」







増「わからないでしょ？」







あ「はい…」








増「Aちゃんに何かされては傷ついてほしくないの」






あ「で、でも…。」







増「確かに、俺彼氏とかメンバーでもないけどさ？好きな女の子が傷ついたりすんの見たくないの」







するとAちゃんは再び下を向いて黙ってしまった







俺…変なこと言ったよな…






そもそも彼氏でもない奴にこんなこと言われたら嫌だよね！？！？！





あああ、俺最悪だ。







増「Aちゃん、そこマンション？？」






あ「あ…はい。」






気づけばAちゃんのマンションについていた。







増「部屋戻れる？」






あ「はい…」







マンションの玄関の前についても一向に降りないAちゃん







増「どうしたの？」






あ「増田さんって…ずるいですよね。」







増「え？」








あ「ずるいです…！！！」






それだけ言って彼女は車を出てしまった。






増「え、ちょ！Aちゃん！」






窓を開けて慌てて呼びかけるとAちゃんは振り返った






あ「送ってくれてありがとうございました、」





増「あ、うん」



あ「そ、その…//」




増「？」




あ「お…おやすみなさいっ//」






Aちゃんは少し顔を赤くしてすぐにマンションに入ってしまった






増「かわいっ…」







ちょっとは意識してくれてるのかな…？





増「おやすみっ♡」

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