☆229☆ ページ39
増田 side
山「え?」
顔も見ず、ずっと視線を‘本’へ落としたまま話続けた
増「俺とAが。付き合ってること。」
山「そ、そうなんですね。だから‘増田さん’っていつも言い直してるんすね」
増「え?」
顔をあげて山下くんをみる
山「いや、Aさんいつも‘貴’って言ってから‘増田さん’って言い直してるんです」
増「…」
なにそれ(笑)
‘貴くん’って言いそうになるの?
増「可愛いかよw((ぼそっ」
山「…増田さん、俺」
増「?」
山「俺、羨ましいです。増田さんがAさんと付き合えて」
増「…」
何言ってんの。
山「だから勝負します。」
増「は?」
山下くんは手を差し出した
宣戦布告ってか。
増「はあ…」
パシッと彼の手を叩いた。
山「今日は増田さんも来ますか?」
増「あぁ。」
そう言うと彼はオフィスから出て行った。
増「なんだよあいつ。」
Aは俺の。
だよね…?
あ「貴くんっ」
増「あ、どうした?」
オフィスに顔を覗かせてニコニコしてる彼女
あ「お昼買ってくるけど、何がいい?」
増「あー…じゃあ、いつものとこのパスタで。」
あ「はーい」
ああ…絶対負けたくない。
ってか負けない。
ていうか、負けるも何も、付き合ってるんだし。
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結璃 - 更新ありがとうございます!とても気になる展開で毎日楽しみです!これからもよろしくお願いします(*^^*) (2019年5月14日 9時) (レス) id: 3509c973b1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:puppy。 | 作成日時:2019年2月22日 22時