Shopaholic ~ T．Masuda ~ Vol. 5

☆223☆ ページ33

あなた side


母「あなたもたまには帰ってくるのよ？」




あ「わかってるよ」




みんなで車に乗り込んで窓を開けてお母さんお父さんにバイバイ





父「じゃあ、増田くん娘をよろしくな」






増「はい、では。」





貴くんがそう言って車が走り出す。





手「あーーー早くここでロケして欲しい！」





シ「絶対いい写真撮れるもんなあ」






慶「空気も美味しかったわ」






後ろの席で3人がわちゃわちゃ話してて




貴くんはそれをバックミラーでチラチラ





あ「貴くんはまた来たい？」






増「来たいもなにも、来ることになるでしょ？」




当然のように言う貴くん






あ「え？」






増「まあ、その内“娘さんをください”って言いに来なきゃだし？(笑)」






あ「え！/////」






増「なんてねっ(笑)」







あ「もうっ」







手「イチャイチャすんな！」






増「ばっ、驚かすなって！事故る！」





手「だーって、イチャイチャイチャイチャしてっからさ！！」





増「仕事の話だって」







なんてバレバレな嘘つくの((←おい。






必死に隠そうとする貴くんをみて笑いをこらえていると






シ「てか、まっすーもうちょっとでインターン来るんじゃなかったっけ」





慶「え？なにそれ」







あ「あ、確かに。」








増「もうすぐだっけ…」







あ「うん、来週の頭だったはず」






手「お、さっすがアシスタント！」





増「はあ…めんどくさっ」






あ「そんなこと言わずに…(・・;)」





慶「楽しいって絶対」






手シあ「うんうん」






増「どうだか」






この時、貴くんが合ってるなんて誰も思っていなかった。

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