Shopaholic ~ T. Masuda ~ Vol. 3

☆130☆ ページ35

あなた side



三人に気持ちを伝えられてしばらく経った。




でも、気まずくもならず、





手「Aちゃーーーん！」




慶「ちょ、手越！」




シ「会社で走んなよ(笑)」




手「だってぇ、好きな人には早く会いたいじゃん！」





違和感もなく、平和です。(笑)




増「おい、ちょっと集合」




呼ばれて、三人で増田さんのオフィスに入る





増「みんな知ってると思うけど、もうすぐで俺がデザインした服のショーがある。」





手「やっとだね…」




慶「緊張するね。」




そう、もう増田さんはデザインし終わっていて、



正直、プロジェクトの終盤になってくると私の仕事も減った。




あ「もう日程は決まってるんですか？」




増「ああ、そこでここにいる４人には出席してほしい」





シ「まじで！」




手「まっすーがいいなら！」





増「うん。で、その日の予定なんだけど、」





その言葉でぱぱっとスケジュール帳を引っ張り出す




増「朝、俺とお前は一緒に会社一旦きて、そこから車で会場に向かう。」





久しぶりにお前って呼ばれて変な感じがする。




増田さんとちゃんと目合わすの久しぶりだなあ…。




あ「では、用意は会社でする感じですか？」





増「うん。あとの三人は現地集合で。」





手「りょーかい」




シ「じゃあ詳細はまた伝えて」




慶「じゃあまたAちゃんの服決めなきゃね。」




あ「うんっ！決めて決めて」

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