Shopaholic ~ T. Masuda ~ Vol. 2

☆50☆ ページ3

増田 side





移動中の車内






気づいたらバックミラーで後ろの三人の様子を確認する俺がいる。







あ「もう！手越くんツンツンやめてって！(笑)」






手「いいじゃん〜♡」







慶「俺も〜)ツンツン」






あ「やめてぇ〜！///」







イチャコラしてる三人。







なんなんだよ。みんなしてAAって…。)←お前それずっと言ってるbyシゲ







確かに？イメチェンして良くなった！！






でもだからって…







シ「まっすー顔怖いぞ〜。」






シゲに小ちゃい声で言われる






シ「Aちゃんの服、まっすーが選んだんだろ？」






増「まぁ。」






シ「めちゃくちゃ真剣に選んだみたいで。(笑」





増「別に普通だ！雑誌がよく見えるためだ！」





急に大きい声を出してヤバイと思ってバックミラーを見ると特に気づいていない三人




増「シゲだって、嫌いなやつでも雑誌の為に綺麗に撮るでしょ？」






シ「そうだけど…好きな子だったらもっと綺麗に撮りたくなるって今日気づいた(笑)」







今日…









今日…？









増「今日はアイツの撮影だけだろ？」







シ「うん。」







増「…おまっ…。別に違うって言ってたじゃねーかぁー！」




シ「違うと“思う”って言ったしー(笑)好きになったもんはしゃーない。」








シゲのまさかの告白になにも言えない。







増「…裏切りもん。」







シ「慣れた方がいいぞー。あとの2人もきっと相当あの子に惹かれてる。」






ふん…。








なんなんだよ。









恋とかなにがいいんだよ。







ふと窓の外をみて、







考えてしまった。









俺とアイツが付き合ったら…。









増「ぇ…」








なに考えてんだろう…。









絶対







増「ありえないのに…」

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