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koji side ページ6
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----- koji side -----
勇気を振り絞って良かった。
カフェで、いつも笑顔でコーヒーを淹れてくれる
店員さん。
通えば通うほど、
少しずつでも話せば話すほど、
ええ子なんやろな〜っていうのが
ひしひしと伝わってきて
普段は何をしてるのか、
関西のイントネーションじゃないから
地方の子なんかな？
彼氏はおるのか、
どんな趣味があるんかな〜と
もっと話したい気持ちが大きくなり、
自分から連絡先を渡してしまった。
渡した日の夜に
すぐ連絡が来て嬉しくて、
ちゃん付けですぐ呼んでしまったし、
テンションも高くなってた俺は
惹かれるんやな〜きっと好きになるんやろな、
と、一人で舞い上がっていた。
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それからはカフェで少しだけ話したり、
仕事の後に連絡とってAちゃんのこと聞いたり、
俺のこと話したり。
電話もするようになった。
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カフェラテばかりやなくて、
Aちゃんおすすめのダークモカも覚えたで！
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仕事の話は、電話の時に聞かれたから、
ジャニーズってことは隠さず話した。
どう思ったんかな、
Aちゃんは、
『えー、そーだったんだ！知らなくてごめんなさい』とだけ言って、今まで通り変わらず接してくれた。
知らなかったんやって！
俺もっと頑張らなあかんな！
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作者名：ふわふわ | 作成日時：2021年2月10日 1時
