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ーーー康二さんて、なんの仕事してるのかな？
今日は来るかな？
次第にわたしは、康二くんがお店に来て、
数分間お話しできる事を楽しみにしていて、
少しずつ、少しずつ、気になるようになっていた。
いつも一人か、お友達とくるけど、
彼女はいないのかな、なんの仕事をしてるのかな
とても優しい笑顔で言ってくれる
関西弁のイントネーションの
「Aさん、ありがとう」がとても心地良くて嬉しかった。
「Aさんに会えたから
これで今日も仕事頑張れるわ」
と言ってくれることもあって、
私はどんどん康二くんを意識するようになっていた。
こんな普通のカフェ店員とお客様の会話を
半年以上は続けていた。
そんなとき、唐突に康二くんが
まわりをキョロキョロしながら
「よかったら連絡ください」とメモを手渡してくれた。
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作者名：ふわふわ | 作成日時：2021年2月10日 1時
