『来訪者。02』 ページ5
「失礼しま〜す。」
律儀に、横にあった棚側に、靴を揃えてくれた少女。
すると、奥から、
「おにいちゃんっ!。」
という、可愛い声と共に、ふわりが此方へ来た。
「紅茶、有難う、ふわり。」
そう言って、俺はふわりの頭を撫でる。
すると、少女が、
「その子、可愛いですねっ!。ふわりちゃんって、いうんですか??。」
ふわりに目線を合わせ、目を輝かせながら聞いてきた。
「はじめまして!。ふわりです!。」
笑顔で答えるふわり。
すると、少女は、俺の方を向き、
「この子、本当に可愛いですねっ!。」
と、笑顔で言ってきた。
…
テーブルには、ちゃんと、水出しの紅茶が、グラス2つ分、用意されていた。
「えっ、じゃあ、いただきますっ!。」
そう言って、1口紅茶を飲む少女。
「はは、遠慮しないで。どうぞ、」
それに続き、俺も一口、口に含む。
「そういえば、少女ちゃん、Aっていうんだっけ、これからそう呼んだほうがいい?。」
すると、少女は笑顔で、
「はいっ!。そう呼んで下さい!。」
「ところで、お兄さんの名前は??。」
俺は、ふわりとのことを思い出しながら、笑顔で答えた。
「さっきの、ふわりって子がつけてくれたんだけどね、みる、っていいます。」
すると、Aちゃんは、
「みる、なんて、かっこいいですねっ!。ところで、ふわりちゃんは??。」
と、目を輝かせながら、そう言った。
「ふわり?、ピアノの置いてあるところにいるよ、」
そう言って、俺は、青色に、猫のパーツのついたプレートが掛かっている部屋の方を指差した。
「さっきから微かに聞こえてたの、ピアノの音なんですねっ!。ふわりちゃん、ピアノ、弾けるんですか??。」
俺は、笑いながら答えた。
「俺が教えたりしたんだけどね、そしたら、ぐんぐん上達していって、今はあのくらいまで進んだかなぁ。」
「ふわりちゃん、すごいですねっ!。明日の朝、私も一緒にやってみたいなぁ、」
目を輝かせながら、Aちゃんは言った。
「Aちゃん、ピアノ弾けるの??。」
すると、Aちゃんは笑顔で、
「弾けますよっ!。」
と答えた。
「すごいね、Aちゃん。」
すると、Aちゃんは、興味津々に、
「みるさんは、ピアノ弾けるんですか??。」
と言った。
「小さいころにやってたかな。今も、案外それなりに。」
「じゃあ、ふわりちゃんと、みるさんと、私で!。明日に、連弾しましょうよ!。」
と、Aちゃんは、提案してきた。
└次回にも続く!。
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椎名 蜜寧。 - 御免www。頑張るわ!!!。 (2018年8月8日 20時) (レス) id: 9394544942 (このIDを非表示/違反報告)
にゃる - 椎名 蜜寧。さん» 今日、道で名前呼ばれてビビったわw 講習がんばれ! (2018年8月7日 23時) (レス) id: 0c38e75669 (このIDを非表示/違反報告)
椎名 蜜寧。 - 最近講習で時間ないんよ、、、。こう見えて来年もっと勉強しないといけんしね〜。時間あくまでまっといて。 (2018年8月7日 20時) (レス) id: 9394544942 (このIDを非表示/違反報告)
にゃる - やば、笑って(;ω;)ってか、更新プリーズ(?) (2018年8月6日 22時) (レス) id: 0c38e75669 (このIDを非表示/違反報告)
椎名 蜜寧。 - やば、笑。 (2018年8月4日 19時) (レス) id: 9394544942 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:椎名 蜜寧。 | 作成日時:2018年7月17日 0時