『来訪者。01』 ページ4
ある日の夜。
コンコン、ノックの音。
「おにいちゃん!、どあのそとにだれかいるみたいだよ!。」
ふわりはあわてて、俺のもとへ駆け寄る。
俺はふわりを不安にさせないように、優しい声でこう紡いだ。
「ちょっとドアを開けてみようか。ふわり、おいで。」
すると、笑顔で、
「わかった!。」
と言い、俺の手を掴みながらついてきた。
ドアを開けてみると、紐に猫モチーフのビーズが付いている薄いピンクのパーカーに、白色のスカート、アイスブルー色のスニーカーを着ている、目が紅く。髪は黒くて真っ直ぐで、ピンクのリボンで一つ結にしている、高校生くらいの少女が立っていた。
「こんな時間に何してるの?、大丈夫?、少女ちゃん。」
笑顔で、俺は問いかけた。ふわりは、ひょこっと俺の後ろで、少女を見ている。
すると、少女が口を開いた。
「私、Aといいます。ちょっと夜、気分転換に散歩をしていたら、いつの間にか迷っちゃって…、そしたら、遠くから灯りが漏れていたので、そこに向かって走ったんです。そしたら、この家があって…。」
少女は、道に迷っているらしい。
「家に戻るの、明日の朝でも大丈夫??。」
優しい声で、俺は少女に聞いた、
「はい!、大丈夫ですよ!。」
すると、少女は迷いなく、明るい声で、こう答えた。
「じゃあ、今日は俺たちの家に泊まっていって。明日の朝、送っていくから。ふわり、水出しの紅茶、用意しておいて。」
「はあい!。」
すると、ふわりは明るい声で返事をし、部屋へと戻っていった。
「えっ、いいんですか!?、」
少女は驚いたように目を見開き、俺に確認してきた。
「ん、大丈夫。今日はゆっくりしていって。」
俺は笑顔で、こう答えた。
「有難う御座います!、では、お言葉に甘えさせて頂きます!。」
少女は、笑顔でお辞儀をした。
「さ、もう真っ暗だし、中へ入ろう。」
そう言って、ドアを開け、中に入ると、後に続き少女も中に入った。
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椎名 蜜寧。 - 御免www。頑張るわ!!!。 (2018年8月8日 20時) (レス) id: 9394544942 (このIDを非表示/違反報告)
にゃる - 椎名 蜜寧。さん» 今日、道で名前呼ばれてビビったわw 講習がんばれ! (2018年8月7日 23時) (レス) id: 0c38e75669 (このIDを非表示/違反報告)
椎名 蜜寧。 - 最近講習で時間ないんよ、、、。こう見えて来年もっと勉強しないといけんしね〜。時間あくまでまっといて。 (2018年8月7日 20時) (レス) id: 9394544942 (このIDを非表示/違反報告)
にゃる - やば、笑って(;ω;)ってか、更新プリーズ(?) (2018年8月6日 22時) (レス) id: 0c38e75669 (このIDを非表示/違反報告)
椎名 蜜寧。 - やば、笑。 (2018年8月4日 19時) (レス) id: 9394544942 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:椎名 蜜寧。 | 作成日時:2018年7月17日 0時