１０２話 僕は彼奴らと変わらない 最低な奴だ ページ12
次の日
リュウジとは昨日から不思議と会わない
嬉しいんだか嬉しくないんだかと不思議な感覚
それでも時間は進んで居てみんなはいつもと変わらない練習をして居る
けど違った
昨日に無かったリュウジのプレーにキレがあった
どうやらあの後ヒロトが解決した様だ
久「涼!!来い!!」《!!!?》
そんな事を思って居るといつもに無いトゲのある声で僕を呼ぶミッチー
それにみんな驚く
まぁ僕は怒られると思ってたけどさ
久「自分が何をしたか分かって居るな」
『…分かってます…僕は彼奴らと同じ事をしました』
久「分かってるなら何故した」
『…スミマセン…私情を挟みました…気付いたら…でも止められませんでした』
久「…お前はコーチだ…それを忘れるな」『…ハイ…スミマセンでした』
久「もう良い…行け」『…失礼します』
僕はミッチーに一礼し離れ皆から離れた
ミッチーは言って居ないが目が言って居た
今日はもう関わるなと頭を冷やせと言ってる様に
僕には見えてしまった
リュ「……(俺の所為だよね…)」久「緑川!!今は練習に集中しろ!!」リュ「!!ハイ!」
緑川が心配そうに涼を見て居ると久遠が怒った
緑川は涼を横目に練習に戻った
そしてみんなから離れた涼は
みんなが見える木の下でその木に寄り掛かりながら座って居た
(僕は本当にコーチとしてもっとも最低な事をしてしまった
人を殴る.と言うか叩くなんて…選手を叩くなんて…最低な行為だ)
涼は頭を抱え僅かな光さえも入れない様に
腕で目を隠した
(僕にこの暖かい光を視る資格なんて無いのさ)
?「涼ちゃん…」『…その声…木野ちゃん…かぁ?』
涼は顔を上げずに声だけで相手を当てる
秋「携帯…鳴ってたから…」『誰…?』
秋「…涼野君から」
『…悪い…そのまま放置しといてくれ…今はもう…誰とも話したくない』
秋「…分かった」
涼が弱弱しく言うと秋も弱弱しく言い涼から離れて行った
(ゴメン…風介…今は誰とも話したくないんだ
今.誰かと話したらその人を傷付けてしまいそうなんだ
僕は本当に最低な事をした…あんな事しちゃ行けないのに!!
僕は本当に彼奴らと同じ事をしてしまった!!!
僕はここにいる資格など無い!!!
今すぐにでも出て行かないといけないのに…ッ
ごめんなさい…ごめんなさい)
涼は光が入らない程強く腕に付けた瞳から綺麗な一筋の涙を流しながら
声を殺し泣いたのだった
ただ一つの想いを残して
(ゴメンナサイ…)
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風翔＠黒猫兎(プロフ) - サオリさん» …気づきませんでした。指摘ありがとうございます！ちょっと、名前が出てない人、ちょっと消してきます。本当に申し訳ございません (2016年1月30日 23時) (
レス) id: f126a5d406 (このIDを非表示/違反報告)
サオリ - 133話のチーム12人いますよ？ (2016年1月30日 22時) (レス) id: c28865dfa3 (このIDを非表示/違反報告)
佐倉優衣 - 凄いですね！じつは俺も小説(ノートだが)をかいてるんですよ！もう数回読んでますが凄いです！憧れます（＾−＾）更新頑張ってください！ (2014年5月18日 18時) (レス) id: a05c635d74 (このIDを非表示/違反報告)
晴緑風翔(プロフ) - 帆鞠さん» はい！！気がつけばもぅ130話行っちゃってるんですよ！！頑張って更新しますわ！。 (2012年10月25日 20時) (レス) id: 9818155a19 (このIDを非表示/違反報告)
帆鞠(プロフ) - ああ！気がつけば、130話突破してますね！これからも応援してます！！ (2012年10月25日 19時) (レス) id: 0f00ba36d1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：晴緑風翔 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/fuuyuufuuto/
作成日時：2012年10月8日 15時
