73話 ページ25
自分の病室へ戻る前に士郎くんの病室へと行く
まだ眠っているみたいだ。
士郎くんの頭を軽く撫でる
貴)守れなくてごめんね。士郎くんアツヤくん。
そう言って自分の病室へと戻る
皆が士郎くんのためにと言っているのを聞き
私はいらないのだと再確認した
あの時のように何も感じなくなってしまった
私の目には光なんてもうなかった
暫く経つと何人かがお見舞いに来てくれた
秋)具合はどう？
貴)全然平気だよ
と他愛もない話をしていると
皆妙にしんみりとした顔になる
秋)Aちゃん実はね吹雪くんって...
あぁ、きっと過去の事か。
貴)士郎くんの過去の事なら知っているよ
前、本人から聞いたから
春)し、知ってたんですね...。
まあねと一言言うと沈黙が続いた
その沈黙を破ったのは鬼道くんだった。
鬼)A何故グランと互角に戦えた？
鬼道くんはいきなり聞いてくる
貴)...絶対零度の支配者の力とでも言っておく
鬼)あれが絶対零度の支配者のプレーなのか
貴)そうだよ。フィールド全体を凍らせ
相手の身動きも止める。それが絶対零度さ
あの場所は僕の独壇場だ
一)あれって人も凍らせてしまうの？
貴)そうだよ
鬼)その力を何故グランや不動は知っていた？
貴)...そんなの私が知りたいね
あの頃の情報は消したはずだよ。全てね。
一)あの頃...？
貴)絶対零度の支配者の全盛期かな？
あの頃は当たり前のようにしていたからね
敵も味方も関係無いなく
土)全員を凍らせていたのかよ
そうだよと頷くと皆私を冷めた目で見てくる
まぁ、仕方ないよね。
当たり前のように凍らせていたのだから
秋)何でそんな事をするの？？
貴)さぁ、あの頃は考えてなかったよ
秋)...。
春)A先輩。私怖いんです
先輩がいなくなっちゃいそうで...。
貴)...そう
春)否定はしてくれないんですね
.......私先に帰りますね
春奈ちゃんを追いかけるように秋ちゃんも
帰って行った。
しばらくし【⠀面会時間は終了致しました 】と
アナウンスが流れる。
貴)...面会時間終わりだってよ
玄関まで送るよ
と3人を急かすように玄関まで歩く
その間もずっと無言だった
玄関につき、またねと手を振る
一之瀬くんと土門くんはじゃあと先に外へ出る
鬼)俺はお前が向こう側の人間じゃないかと思ってる
そう言い残して帰って行った
君達を守るために技を使ったのに
結局私は必要とされないのか
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イナイレ好き - もう続きがめっちゃ気になるー 風介に抱き寄せられるのを想像しただけでやばかった 自分のペースで良いので更新頑張ってください (2020年8月10日 6時) (
レス) id: 573d988362 (このIDを非表示/違反報告)
RUA(プロフ) - 豪秋さん» 遅くなってほんとにごめんなさい！！文才力はないですよ！！笑いつもコメントありがとうございます！！ (2020年3月13日 7時) (レス) id: ff97c3e8e5 (このIDを非表示/違反報告)
豪秋(プロフ) - 更新された！嬉しい！やっぱり一番感動する小説だなって思います。文才能力羨ましい！これからも更新頑張ってください！続き待ってます！応援してます！ (2020年3月12日 20時) (レス) id: abe3eae12b (このIDを非表示/違反報告)
RUA(プロフ) - 豪秋さん» コメントありがとうございます！私情でバタバタしてまして、落ち着き次第すぐに更新いたします！私でよければ喜んで！ (2020年3月8日 20時) (レス) id: ff97c3e8e5 (このIDを非表示/違反報告)
豪秋(プロフ) - 最近更新されてなくて悲しいです゜゜(´O｀)°゜友達になりませんか？ (2020年3月7日 22時) (レス) id: abe3eae12b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：RUA | 作成日時：2018年8月30日 12時
