260話 壁 ページ4
＊
鬼道「お前の目的はなんだ…」
こんなゲームをさせられたのに、日本は１人の選手にこてんぱんにやられた。
何か裏があるとしか思えないのだろう。
クラリオ「私は日本のサッカーが好きになったんだ」
クラリオの言葉に、怜奈は首を横に傾ける。
クラリオ「以前の日本は我々に遠く及ばない実力だった。
しかし、私は昨日、日本のある選手の練習を見てしまったのだ」
それを見て、私は滞在期間を縮め国にかえった。
日本を迎え撃つ為の特訓をする為に、彼はスペインに戻り自分の技の調整をしていたというのだ。
鬼道「誰のことだ…」
クラリオ「そうか、気づていないのか」
フッと口角を上げると、クラリオは連れの選手と共に練習場から出て行こうとした。
クラリオ「……」
A「……？」
クラリオと目が合い、怜奈は目をパチパチと瞬きさせる。
そして、クラリオはゆっくりと口を開いた。
クラリオ「貴殿は日本代表のマネージャーなのか？」
クラリオの言葉に、怜奈は首をブンブンと横に振る。
A「ち、違います！
私は選手のひとりで…」
“ 選手のひとりで、日本代表のFWです ”と言いかけようとした瞬間、クラリオはキョトンとした表情で口を開いた。
クラリオ「残念だが、貴殿からは何の力も感じない」
そう言うと、クラリオは今度こそ練習場を出て行った。
灰崎「だとよ、残念だったな」
A「あざ笑うなッ！！」
灰崎にポンと肩を叩かれ、怜奈は顔を引きつらせながら声を上げた。
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れいな(プロフ) - 空木さん» ありがとうございます^_^これからもたくさん更新して皆さまに喜んでいただけるような作品を作っていきたいと思います。空木さんも、どうぞ応援よろしくお願いします^_^ (2018年11月11日 21時) (
レス) id: 671d3c390e (このIDを非表示/違反報告)
空木(プロフ) - 楽しく読ませて頂いています！これからも更新頑張ってください(´∀｀) (2018年11月11日 18時) (レス) id: b6e943139e (このIDを非表示/違反報告)
れいな(プロフ) - mikakokapoohsanさん» 人によると思います多分。人の性格や好みは何通りもあるといいますし、結果的に人によりますね^_^多分。 (2018年11月10日 15時) (レス) id: 671d3c390e (このIDを非表示/違反報告)
れいな(プロフ) - 楓さん» あー、そういえばそんなのがあると言っていましたね。検討してみたいと思います^_^ (2018年11月10日 15時) (レス) id: 671d3c390e (このIDを非表示/違反報告)
mikakokapoohsan(プロフ) - 玲奈て可愛いですか？ (2018年11月10日 13時) (レス) id: 4fa9e9ab53 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れいな | 作成日時：2018年10月24日 21時
