268話 怒りの矛先 ページ13
＊
豪炎寺の新必殺技のおかげか、チームの士気が上がっていく。
このまま押し切ればチームの勝利は確定。
そう思っていた時、韓国代表のペクはある作戦に取り掛かった。
そんなことは知らずに、豪炎寺を中心にして一気に勝負にでるイナズマジャパン。
A「豪炎寺さん！
このまま、もう一点決めてください！」
声援を送る怜奈。
再びボールが回ってきて、豪炎寺はボールに向かって高くジャンプする。
その時、目を塞ぐほどの眩しい光が豪炎寺の目を狙った。
瞬時に目を閉じた時、
豪炎寺「ぐぁあッ…！」
気がつくと、豪炎寺は足を押さえながらフィールドに倒れ込んでいた。
稲森「豪炎寺さんッ！」
慌ててメンバー達は駆け寄る。
これを見たマネージャー達は、応急処置の道具を持って豪炎寺の元に向かう。
ペク「ミッションコンプリート…」
ニヤリと口角を上げるペク。
それに気づかないイナズマジャパンのメンバー達は、豪炎寺の負傷を気にかける。
鬼道「何があった、豪炎寺…」
豪炎寺「分からない。
一瞬目が眩んで…」
鬼道は、「立てるか？」と試合続行が可能か聞く。
しかし、豪炎寺は、
豪炎寺「すまないが、試合は続けられそうにない…」
と言いながら、苦しそうに眉をひそめる。
それを見た一星は、豪炎寺のそばでしゃがみ込んだ。
一星「豪炎寺さん
俺の肩に掴まってください」
一星は豪炎寺の肩を担ぎ、ベンチまで移動させる。
その一方で、怜奈はニヤリと不敵な笑みを浮かべているペクの元でボソリと呟いた。
A「……随分汚ねぇ事してくれてんじゃねぇか」
微かな声に耳を傾けたペクは、笑いながらしらばっくれる。
ペク「ハァ？
俺らがいつそんなことしたんだよ」
そう言いながら、ペクは怜奈の肩を組む。
しかし、怜奈は表情ひとつ変えなかった。
ペク「審判に抗議するつもりか？」
ペクの言葉に、怜奈はギロリと睨みつける。
A「別に抗議はしない。
仮にスパイクに改造が施されていたとしても、ある程度の証拠がないと抗議は難しいから」
怜奈の返答に、ペクは「わかってんじゃねぇか」と鼻を鳴らす。
A「だからこの試合、正々堂々……
お前ら全員、完膚なきまで叩きのめしてやるよ」
ニッコリと笑みを浮かべながら、怜奈はペクの手を払いのけた。
ペク「なかなか肝の座った女だな、お前」
それに答えるかのように、ペクはニヤリと口角を上げた。
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れいな(プロフ) - 空木さん» ありがとうございます^_^これからもたくさん更新して皆さまに喜んでいただけるような作品を作っていきたいと思います。空木さんも、どうぞ応援よろしくお願いします^_^ (2018年11月11日 21時) (
レス) id: 671d3c390e (このIDを非表示/違反報告)
空木(プロフ) - 楽しく読ませて頂いています！これからも更新頑張ってください(´∀｀) (2018年11月11日 18時) (レス) id: b6e943139e (このIDを非表示/違反報告)
れいな(プロフ) - mikakokapoohsanさん» 人によると思います多分。人の性格や好みは何通りもあるといいますし、結果的に人によりますね^_^多分。 (2018年11月10日 15時) (レス) id: 671d3c390e (このIDを非表示/違反報告)
れいな(プロフ) - 楓さん» あー、そういえばそんなのがあると言っていましたね。検討してみたいと思います^_^ (2018年11月10日 15時) (レス) id: 671d3c390e (このIDを非表示/違反報告)
mikakokapoohsan(プロフ) - 玲奈て可愛いですか？ (2018年11月10日 13時) (レス) id: 4fa9e9ab53 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れいな | 作成日時：2018年10月24日 21時
