258話 女専用 ページ2
＊
スポーツセンターの中に入ると、選手達は横一列に整列する。
超金雲「私が日本代表監督、超金雲です」
軽く自己紹介をした監督は、左手を真横に上げて、その他の人達を紹介する。
超金雲「そして、こちらがコーチをやっていただく久遠さんと、私の助手の子分くん」
２人は挨拶をすると軽く会釈する。
超金雲「そしてマネージャーは、私を雷門で助けていただいたお二人にお願いしました」
そこには、雷門のマネージャーをやっている大谷と神門の姿があった。
「よろしくお願いします」と言いながら、にっこり微笑む。
超金雲「今回は、それに加えて更にもうお二人にサポートをお願いしましたよ」
見覚えのある顔に怜奈は目を輝かせる。
木野「木野 秋です。
一生懸命務めさせていただきます」
ヨネ「アンタ達のご飯、私が作ったげるよ」
怜奈はパァと笑顔になる。
やはり、代表メンバーが男子ばっかりの状態に少し緊張していたのだろう。
秋を始め、杏奈やつくし、ヨネさんまでいる。
女１人は心細かったと言えば嘘になる。
久遠コーチは、キャンプでの生活を送る際、重要事項を説明する。
説明によると、キャンプ中に問題を犯した人がいれば、その人は代表メンバーから外されるらしいのだ。
坂野上「厳しいですね…」
稲森「それはそうさ。
俺達は、なんたって日本を代表する選手なんだ」
＊
それぞれ自室に着くと、怜奈は荷物を置き一息つく。
そして、カバンの中をゴソゴソと漁り出したのだ。
カバンから、怜奈は野坂にもらったプレゼントを取り出して、棚の上に飾った。
A「……私、頑張るからね」
ニコッと微笑むと、ドアを何度もノックする音が聞こえる。
ヒロト「おいっ、飯の時間だって言ってんだろうが」
ヒロトの声に、怜奈はため息をつく。
A「分かってる。
だいいち、なんで男子部屋が密集してるところに私が配置されるの？」
ヒロト「代表選手は固まった配置になってるって説明されただろ！
俺からも言わせてもらうけど、なんでお前だけ1人部屋なんだよ！」
A「男子と同室にしろって言ってんの！？」
ギャーギャーと言い合っていると、ドスドスと足音が聞こえてくる。
灰崎「お前ら、さっきからうるせぇッ！」
ガチャっとドアを開ける音と共に、灰崎までもが乱入してきた。
この状況に、怜奈とヒロトは、
A、ヒロト「「 お前の方がうるせぇッ！！」」
と叫んだ。
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れいな(プロフ) - 空木さん» ありがとうございます^_^これからもたくさん更新して皆さまに喜んでいただけるような作品を作っていきたいと思います。空木さんも、どうぞ応援よろしくお願いします^_^ (2018年11月11日 21時) (
レス) id: 671d3c390e (このIDを非表示/違反報告)
空木(プロフ) - 楽しく読ませて頂いています！これからも更新頑張ってください(´∀｀) (2018年11月11日 18時) (レス) id: b6e943139e (このIDを非表示/違反報告)
れいな(プロフ) - mikakokapoohsanさん» 人によると思います多分。人の性格や好みは何通りもあるといいますし、結果的に人によりますね^_^多分。 (2018年11月10日 15時) (レス) id: 671d3c390e (このIDを非表示/違反報告)
れいな(プロフ) - 楓さん» あー、そういえばそんなのがあると言っていましたね。検討してみたいと思います^_^ (2018年11月10日 15時) (レス) id: 671d3c390e (このIDを非表示/違反報告)
mikakokapoohsan(プロフ) - 玲奈て可愛いですか？ (2018年11月10日 13時) (レス) id: 4fa9e9ab53 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れいな | 作成日時：2018年10月24日 21時
