73話 ページ34
＊
ケースケ達がいる場所に行くために、私達は向かっている途中なのだがら目の前には怪しげな色をした炎が通路を塞ぐ。
ナツメは青龍を召喚し、なんとか危機を逃れることに成功した。
ナツメ「ありがとう、青龍」
青龍「またいつでも呼んでくれ」
そう言いながら青龍は姿を消した。
その直後、
「こっちだ、早く来い！」
振り返ると、この研究所の社長らしき人と、その社員の人が逃げているようだった。
もしかしたらケースケくんを見たかもしれないと思い、私達はその人達に話しかける。
怜奈「あのっ、この辺りに見学に来ている男の子達がいませんでした？その子達、まだ避難していないらしくて…！」
「見学者なら見学コースにいるだろ！」
アキノリ「その場所を教えてください！」
必死になって頼み込むと、その人達は素っ気ない態度で口を開いた。
「知るかっ、そこらへんの案内板で確認しろ！」
そう言って、私達の間を通り抜けようとした。
ウィスパー「あの〜、こちらの質問に答えてくれませんかねぇ」
ジータン「答えるんだ…質問を」
ウィスパーとジータンは姿を見せ、その人達から情報を聞き出す。
怜奈「2人ともありがとう」
ウィスパー「うぃすー！」
ジータン「ダゼ！」
＊
そして私達はケースケくん達が閉じ込められている場所にたどり着いた。
ナツメ「ケースケっ、無事なの！？」
ケースケ「大丈夫！瓦礫に囲まれて動けないけど」
ナツメ「ねぇねぇ、アキノリ。ケースケの周りに囲いができたんだって」
アキノリ「へー、カッコイい！」
突然のダジャレにケースケは怒鳴りつけようとするが、ナツメが召喚したドッグマンによって塞がれた瓦礫を破壊する。
しかし、怜奈はあることに気がつく。
怜奈「…いない」
アキノリ「え？」
真剣な表情で考え込む怜奈は、バッと周りを見渡す。
怜奈「ケースケくん、もしかして他にも女の子がいたりする？」
ケースケ「え…うん。クラスメイトの女子とはぐれちゃって」
やはりそうだ。
頭の中に流れた会話ではミサキちゃんという子がいないということには薄々気づいていた。
まずは、その子を探し出さなければならない。
怜奈「行こう、ミサキちゃんを助けに」
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壊(プロフ) - 絵、上手すぎんか？何かの模写ですかね？とても凄いと思います！ (3月9日 11時) (
レス) @page41 id: 4287a5d613 (このIDを非表示/違反報告)
レイ(プロフ) - 絵うますぎです…そこら辺で上手とか言ってる人より凄く上手…可愛すぎませんか？ (9月20日 17時) (レス) @page41 id: be2fe8a188 (このIDを非表示/違反報告)
ぐりーん(プロフ) - 絵が出てきた瞬間に思わず叫んじゃいました…🥲小説も面白いし、見つけることが出来て良かったです😢 (2022年8月4日 15時) (レス) @page41 id: c2e222939c (このIDを非表示/違反報告)
春生まれ - 絵上手すぎません? 神か何かですか? (2022年2月23日 0時) (レス) @page41 id: f9a1a17fc3 (このIDを非表示/違反報告)
フランドール大好き - 上手いですね！すんごい可愛いです！ (2021年4月21日 13時) (レス) id: fad690bd23 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れいな | 作成日時：2018年6月25日 21時
