297話 イカリンの頼みごと ページ40
＊
ナツメ「イカリン？」
事務所のドアから入ってきたのは、ナツメ達が海で友達になったイカリンだった。
イカリン「みんなに知らせたいことがあって来たんだよ、プンプン！」
知らせたいことという言葉に怜奈は首を傾けた。
イカリン「海岸でずーっと泣いている妖怪がいるんだよ、プンプン！
それで僕気になって、プンプン！」
アヤメ「泣いている妖怪？」
海岸にある小さな洞窟の中から泣き声が聞こえてくるというのだ。
それが気になったイカリンはこの事務所に訪れたのだろう。
イカリン「もしかしたら誰かにいじめられているのかもしれないから助けてあげてよ、プンプン！」
妖怪思いな彼にナツメ達は頬を緩ませる。
アキノリ「よし行ってみよう、その海岸へ」
しかし、まだすすり泣くバレエシューズの怪奇案件を調査している最中だ。
ここは“ 海岸に行くグループ”と“ピンクガウンおばさんを探すグループ”の２つに分かれて同時に調査をするべきだろう。
トウマ「こっちは引き続き、ピンクガウンおばさんを探すよ」
ナツメ「私も」
トウマとナツメはピンクガウンおばさんの調査をするようだ。
するとナツメはクルッと怜奈の方を向いた。
ナツメ「怜奈ちゃんも一緒に来て。
怜奈ちゃんなら近くにいるピンクガウンおばさんの妖気を感じ取れるはずだから」
おそらくピンクガウンおばさんは妖怪だと判断したのかナツメは怜奈の力を駆使して調査をすべきだと言った。
怜奈「わかった。
私も2人と一緒に行くよ」
というわけで、怜奈はナツメとトウマとともに怪奇案件の調査に赴くことにした。
アヤメ「じゃあ、私はアキノリくんと行くね」
残されたアヤメとアキノリの2人はイカリンとともに海岸の洞窟で泣いている妖怪の様子を見に行くことにした。
アヤメと2人っきりで調査という言葉にアキノリは頬をニタニタと緩ませる。
アキノリ「よーしイカリン！
案内してくれ！」
有頂天なアキノリにイカリンは少し頬を引きつらせた。
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れいな(プロフ) - ミアさん» リクエストいただきありがとうございます^_^今後の展開とともに検討してみたいと思います。夢主がカイラを好きになったという展開があれば2人の関係が進展してるみたいでいいですよね^_^皆さまにとって良い作品になるように考えさせていただきますね^_^ (2019年2月19日 23時) (
レス) id: 671d3c390e (このIDを非表示/違反報告)
ミア - 続き。それにカイラとの婚儀のことも気になります！ (2019年2月15日 12時) (レス) id: cce959435c (このIDを非表示/違反報告)
ミア - 続編楽しみにしてます！そこで提案があります、『怨みのバレンタイン』で日頃の感謝を込めて蛇王カイラにチョコを作って贈るっていうのはどうですか？ (2019年2月15日 1時) (レス) id: 6222c85396 (このIDを非表示/違反報告)
ミア - はい！これからも楽しみにしてます！ (2019年2月10日 18時) (レス) id: c20dfe3b9e (このIDを非表示/違反報告)
れいな(プロフ) - ミアさん» お話は大体まとめて更新することが多いので、時間はかかりますがお待ちいただくとありがたいです。これからもよろしくお願いします^_^ (2019年2月10日 13時) (レス) id: 671d3c390e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れいな | 作成日時：2019年1月7日 21時
