287話 見分け ページ28
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アキノリ「そもそも姫ってなんなんだ？
酒呑童子はアヤメさんに取り憑いてた女郎蜘蛛を姫だと思い込んでいたみたいだけど」
酒呑童子はその力を使い妖魔界を支配する気だ。
その鍵となる奴こそ、酒呑童子達が探している鬼族最強の妖怪、姫。
トウマ「…ということは、どこかに本当の姫がいるのかな」
近いうちに彼らは姫を探し出すかもしれない。
ナツメ「酒呑くん達は姫だけじゃなくて妖聖剣も狙ってるんだよね」
ケースケ「じゃあ、またアイツらと戦うかもしれないの？」
ケースケの言葉に勉強机にいた怜奈も反応する。
怜奈「……敵なら、戦わなきゃね」
あの時は彼のおかげで助かった。
しかし、あの行為が我々が女郎蜘蛛の繭を切って彼らを解放した時の借りだとするなら。
やはり彼らは再び敵として我々を襲ってくるだろう。
アキノリ「ま、大丈夫！
何が起ころうと、アヤメさんは俺が守ってみせます」
任せてください、とでも言うようにアキノリはドンッと手を胸に置いた。
その言葉に対してアヤメは少し眉を下げる。
アヤメ「…守ってくれるの？」
彼女の発言にアキノリは少し頬を引きつらせた。
完璧にアヤメを守れるという保証はないからだ。
しかし、ここで男を見せなければと思い、彼は自慢げに話し出した。
アキノリ「アヤメさんを救う為の女郎蜘蛛との戦い。
幾度となくピンチに見舞われたけど、この俺が必死に戦って、俺による俺の力で俺妖術でやっつけたんですから！」
アキノリの発言にナツメとケースケと怜奈は白い目で見つめる。
みんなで女郎蜘蛛を倒したのに、彼の発言はどうも俺1人で倒しましたと言っているようにしか聞こえない。
その直後、アキノリの背後にミッチーが現れた。
ミッチー「アヤメさんに見せたかったですなぁ！
女郎蜘蛛へのトドメとなったスーパーミッチービーム！」
アキノリ「俺も見せたかったなぁ、女郎蜘蛛に炸裂したスーパーグレード妖術！」
すると2人は突然競い出した。
ミッチー「ゴールデンゴージャスミッチーショット！」
アキノリ「ミラクルデラックスアキノリ妖術も！」
そんな技使っていないのに2人はアヤメに褒めてもらうためにホラ話をした。
ジータン「デブ、筋肉、嘘つき、嘘つ筋肉、詐欺グループダゼ！」
アヤメ「えっ、詐欺グループ？」
ジュニアの指摘にアキノリのミッチーは「一緒にしないでくださいよ！」と声をシンクロさせた。
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れいな(プロフ) - ミアさん» リクエストいただきありがとうございます^_^今後の展開とともに検討してみたいと思います。夢主がカイラを好きになったという展開があれば2人の関係が進展してるみたいでいいですよね^_^皆さまにとって良い作品になるように考えさせていただきますね^_^ (2019年2月19日 23時) (
レス) id: 671d3c390e (このIDを非表示/違反報告)
ミア - 続き。それにカイラとの婚儀のことも気になります！ (2019年2月15日 12時) (レス) id: cce959435c (このIDを非表示/違反報告)
ミア - 続編楽しみにしてます！そこで提案があります、『怨みのバレンタイン』で日頃の感謝を込めて蛇王カイラにチョコを作って贈るっていうのはどうですか？ (2019年2月15日 1時) (レス) id: 6222c85396 (このIDを非表示/違反報告)
ミア - はい！これからも楽しみにしてます！ (2019年2月10日 18時) (レス) id: c20dfe3b9e (このIDを非表示/違反報告)
れいな(プロフ) - ミアさん» お話は大体まとめて更新することが多いので、時間はかかりますがお待ちいただくとありがたいです。これからもよろしくお願いします^_^ (2019年2月10日 13時) (レス) id: 671d3c390e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れいな | 作成日時：2019年1月7日 21時
