283話 蜘蛛の石ころ ページ24
＊
糸を飛ばしながら女郎蜘蛛は元町タワーから降りて行く。
女郎蜘蛛「再び力を取り戻して、お前達に復讐してやるからさぁ！」
そう言いながらせせら笑う女郎蜘蛛。
その笑いにかぶさるように女郎蜘蛛を追いかけたミッチーは「ハッハッハッ！」と笑った。
隣にいたミッチーに女郎蜘蛛は顔を引きつらせる。
油断した隙にミッチーは女郎蜘蛛を攻撃した。
ミッチー「ミッチービーム！」
相手を石化する力があるミッチービームは見事女郎蜘蛛にクリティカルヒットした。
女郎蜘蛛「ギャァァアアアッ！！」
あっという間に女郎蜘蛛の体は石と化した。
ミッチー「正義は勝つ！」
コロンと地面に落ちた女郎蜘蛛を掴むとミッチーはナツメ達に説明し始めた。
ミッチー「毎度おなじみミッチービームは、強い敵には全く通用しないが、弱っている敵には効果覿面なのだ！」
ミッチーは石化した女郎蜘蛛を地面に落とした。
パリンッ、と音を立てながら石は粉々に割れる。
ケースケ「やったー！」
アキノリ「女郎蜘蛛を倒した！」
ついに女郎蜘蛛を撃破したナツメ達。
これで女郎蜘蛛がかけたアヤメの呪いも解かれたはずだ。
ミッチー「ナツメさん！
私の活躍ご覧になって頂けましたか！」
最後の最後でいいところを見せたミッチーはナツメに媚びる。
ナツメ「うん！
やるじゃないミッチー！」
珍しく活躍した彼にナツメはニコッと笑みを浮かべ褒めた。
それに対してミッチーは目をハートにさせた。
これで戦いはようやく終わりを迎えたのだ。
酒呑童子と洞潔は人間の姿になり、ナツメ達を後ろから眺める。
洞潔「今回はあやつらに助けられましたね」
ハルヤはフン、と鼻を鳴らすとその場から離れようとした。
それを見ていたトウマは慌てて2人を呼び止める。
トウマ「あの、ちょっといいかな。
どうして僕達を助けて…
ハルヤ「勘違いするな」
トウマの言葉を遮るとハルヤは再び口を開いた。
ハルヤ「借りを作るのは好きじゃないだけだ」
そう言い捨てると彼らに背を向けた。
その直後、何者かがハルヤの手を掴んだ。
怜奈「………待って」
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れいな(プロフ) - ミアさん» リクエストいただきありがとうございます^_^今後の展開とともに検討してみたいと思います。夢主がカイラを好きになったという展開があれば2人の関係が進展してるみたいでいいですよね^_^皆さまにとって良い作品になるように考えさせていただきますね^_^ (2019年2月19日 23時) (
レス) id: 671d3c390e (このIDを非表示/違反報告)
ミア - 続き。それにカイラとの婚儀のことも気になります！ (2019年2月15日 12時) (レス) id: cce959435c (このIDを非表示/違反報告)
ミア - 続編楽しみにしてます！そこで提案があります、『怨みのバレンタイン』で日頃の感謝を込めて蛇王カイラにチョコを作って贈るっていうのはどうですか？ (2019年2月15日 1時) (レス) id: 6222c85396 (このIDを非表示/違反報告)
ミア - はい！これからも楽しみにしてます！ (2019年2月10日 18時) (レス) id: c20dfe3b9e (このIDを非表示/違反報告)
れいな(プロフ) - ミアさん» お話は大体まとめて更新することが多いので、時間はかかりますがお待ちいただくとありがたいです。これからもよろしくお願いします^_^ (2019年2月10日 13時) (レス) id: 671d3c390e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れいな | 作成日時：2019年1月7日 21時
