245話 肉壁 ページ31
＊
ある策を考えたナツメ達は、事務所から出てブラッディクローバーを探し始めた。
ナツメは妖怪ウォッチを使い、ブラッディクローバーを見つけるとアヤメはそのクローバーを手に取る。
ブラッディクローバーは妖気を溢れさせてアヤメを不幸にしようとした。
アヤメ「ごめんね。
私達もう不幸なの」
ナツメ達が考えた作戦はこうだ。
既に不幸になっている自分達がブラッディクローバーを回収してしまえば被害が出なくて済む。
既に不幸になった人間はこれ以上不幸になることはないからだ。
怜奈「早く私達で回収しちゃおう」
ナツメ「そうね」
そして3人は再び川沿いの草むらでブラッディクローバー探しを続行しようとした。
その時、川沿いの道をランニングしていた男性が小石を蹴ってしまった。
その小石は階段に落ちていた複数の小石とぶつかりナツメ達に向かって飛んでくる。
ミッチー「ミッチーパーンチッ！」
ナツメ達に向かってくる小石をミッチーがチョップで跳ね返す。
ミッチー「ナツメさん達は私が守ーる！」
3人の不幸をミッチーが体を張って守ることでブラッディクローバーを次々と回収していくのだ。
アヤメ「ありがとうミッチーさん！」
ナツメ「パンチって言っといてチョップしてたけどね…」
怜奈「これ以上ツッコミ入れたらきりがないよ、ナツメちゃん」
しかし、ミッチーのおかげでナツメ達は安心してブラッディクローバーを回収できるのは変わりない。
怜奈はナツメにコソッと耳打ちした。
怜奈「あとで何かミッチーにお礼した方がいいんじゃないかな？」
ナツメ「お礼って…例えば？」
ナツメの返答に怜奈は少し考えると再び口を開こうとした。
怜奈「例えば、ナツメちゃんが…
ミッチー「ナツメさんが私とデートしてくださるのなら、このミッチー全力でお守りします！」
ナツメ「うん、無理だね」
即答されたミッチーは石化するように固まる。
相当ショックだったらしい。
ミッチー「せ、せめて『 ミッチーカッコいい！ 』って言ってください」
しかし彼の頼みは虚しく花のように散ってしまったのだった。
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れいな(プロフ) - sweetメロンさん» ありがとうございます^_^まだまだ拙いところもありますが応援よろしくお願いします！ (2019年1月7日 22時) (
レス) id: 671d3c390e (このIDを非表示/違反報告)
sweetメロン - とても面白いです！はまりました！更新頑張って下さい！ (2019年1月7日 14時) (レス) id: f91e96a353 (このIDを非表示/違反報告)
れいな(プロフ) - ミアさん» 教えてくださりありがとうございます^_^助かりました！ (2019年1月3日 21時) (レス) id: 671d3c390e (このIDを非表示/違反報告)
ミア - 256話に『糸』が『意図』になっていますよ。 (2019年1月3日 21時) (レス) id: 3c04b56287 (このIDを非表示/違反報告)
ミア - お願いします。自分的にその方がバランスがとれるので。 (2019年1月2日 19時) (レス) id: 3c04b56287 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れいな | 作成日時：2018年12月30日 22時
