238話 ウィスパーの意志 ページ20
＊
ケースケ達の影に向かって剣を抜く義経。
その瞬間、ケースケ達の影からムチが勢いよく飛んできた。
あの影に取り憑いている妖怪こそ、セバスさんだ。
「あなた少々不躾ですね。
邪魔をしないでくださいッ！！」
「私の仕事の邪魔はさせません！」と声を上げるとセバスさんは義経と一戦交える。
義経「ここは私がくい止める！
早くケースケ達を！」
こうしている間にも、ケースケ達はついにタワーのてっぺんまでたどり着いてしまった。
何とかして止めなければ。
ケースケ達を助ける為に朱雀をタワーの近くまで接近させる。
その直後、朱雀の足にムチが巻かれた。
なんと義経との交戦を避けたのかセバスさんが朱雀の足にムチを巻いて阻止していた。
「邪魔はさせません！」
怜奈「ケースケくん達を解放してあげて！
このままじゃ死んじゃうよ！！」
朱雀に乗った怜奈はセバスさんに向かって必死の説得を試みる。
しかし、彼女の言葉はセバスさんには届かなかった。
「ボスの望みを最優先する。
それが秘書である私の使命！」
そう言っている間に、ケースケ達はタワーのてっぺんで飛び降りようとしていた。
その時、
ウィスパー「なわけあるかぁあッ！！」
セバスさんにコテンパンにされて遥か彼方まで飛ばされたはずのウィスパーがこちらに向かってきた。
すると彼は、セバスさんに渾身の一発を入れてケースケ達にかけられた操りを解除する。
ギリギリのところで踏みとどまろうとしたのだが、ケースケ達はタワーから真っ逆さまに落下する。
「「「 うわぁああああッ！！ 」」」
スピードを増しながら落下していく3人。
しかし、その下で待機していたガブリエルとジュニア。
ガブリエルは口を大きく開けて土台作り。
その上に乗ったジータンはゴムボートに変身して見事3人を受け止めたのだ。
ウィスパー「万が一に備えてキャッチが得意そうなあの方に来ていただきました」
怜奈「良かった…」
＊
タワーから降りた怜奈達は、タンクとコージを帰らせてセバスさんに詳しい話を聞くことにした。
ウィスパーにダメージを食らったセバスさんは、自身の姿をライトサイドへと変化させる。
「ご迷惑をおかけして申し訳ございません…」
シャドウサイドの時より、性格も姿も随分大人しく、メガネをかけた秘書のような姿をしていた。
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れいな(プロフ) - sweetメロンさん» ありがとうございます^_^まだまだ拙いところもありますが応援よろしくお願いします！ (2019年1月7日 22時) (
レス) id: 671d3c390e (このIDを非表示/違反報告)
sweetメロン - とても面白いです！はまりました！更新頑張って下さい！ (2019年1月7日 14時) (レス) id: f91e96a353 (このIDを非表示/違反報告)
れいな(プロフ) - ミアさん» 教えてくださりありがとうございます^_^助かりました！ (2019年1月3日 21時) (レス) id: 671d3c390e (このIDを非表示/違反報告)
ミア - 256話に『糸』が『意図』になっていますよ。 (2019年1月3日 21時) (レス) id: 3c04b56287 (このIDを非表示/違反報告)
ミア - お願いします。自分的にその方がバランスがとれるので。 (2019年1月2日 19時) (レス) id: 3c04b56287 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れいな | 作成日時：2018年12月30日 22時
