9話 ページ10
ナツメ「はぁ、何かもう見た目で負けちゃってる」
たしかに亡霊番長とジバニャンを見比べてみると
大きさといい、迫力といい圧倒的に亡霊番長の方が
上をいっている。
怜奈「…このままじゃ、ジバニャン負けちゃうよ」
心配の表情でジバニャンを見つめる。
ウィスパー「ご心配なく」
ナツメ「え?」
ウィスパー「ウォッチにアークを差し込み、逆に
回してください。そしてこう言うのです!『シャドウサイド』」
ナツメ「シャドウサイド!」
ナツメはアークを差し込み、逆に回す。
するとジバニャンは自分の腹巻きに手を入れ
中に入ってしまう。
すると、凶暴な姿となり再び現れたのだ。
ジバニャン「シャァアア!!」
ナツメ「ミッチー、あなたも戦って」
ミッチー「了解!」
そういってミッチーも凶暴な姿に変身する。
怜奈「ギャァァアアア!!!!」
突然現れた、凶暴な姿に怜奈は声を出して驚き、
ウィスパーの顔を思いっきり引っ張る。
ウィスパー「い、いたいです〜!!」
ウィスパーは両手をバタつかせる。
すると怜奈は気がついたのか、慌てて手を離す。
怜奈「ご、ごめん!」
両手を合わせて謝ると、怜奈はあることに気がついた。
怜奈( ……あれって、ケースケくん? )
視線の先には、ケースケがこの戦いの様子をじっと眺めていたのだ。
亡霊番長は、戦いの準備をするため腕をブンブンと回す。
ケースケ「……あれは」
怜奈「…ケースケくん?」
怜奈はケースケの視線の先にいる亡霊番長を見る。
腕を回している行為に何か覚えがあるのだろうか。
その瞬間、戦いが始まる。
ジバニャン達は、姿を変えた力で亡霊番長を追い込んでいく。
怜奈「…すごい」
怜奈が驚いていると、ウィスパーが解説を始めた。
ウィスパー「シャドウサイドとは妖怪の持つ、闇の力が引き出されたグレイトな状態のことです」
ジバニャン「百猫列弾!!」
ジバニャンが必殺技を仕掛けるが、亡霊番長はいともたやすくかわし、さらにミッチーの攻撃さえも鮮やかにかわす。
今の状況では亡霊番長の方が圧倒的に強い。
戦いはしばらく続き、ジバニャンが吐き捨てる。
ジバニャン「へっ!強ぇじゃねぇか」
そのとき、亡霊番長がケースケを見つめる。
すると亡霊番長は姿を消してしまった。
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極・吹雪姫 - また更新して。面白くて、ずっと見ていられるわ。 (2019年4月21日 13時) (レス) id: c4455a25af (このIDを非表示/違反報告)
あっきー like u very much(プロフ) - 頑張ってくださいね!よかったら、私の小説も読んでみてください!(*>∀<*)話から結構外れていますがよろしくお願いします。恋愛系の小説です (2018年7月7日 12時) (レス) id: 18b6bbad32 (このIDを非表示/違反報告)
れいな(プロフ) - あっきー like u very muchさん» ありがとうございます^_^早く本編に追いつくように頑張ります! (2018年7月7日 12時) (レス) id: 671d3c390e (このIDを非表示/違反報告)
あっきー like u very much(プロフ) - こんにちは!あっきー like u very muchといいます。よろしくお願いしますm(._.)m小説、おもしろかったです!頑張ってください(*>∀<*) (2018年7月7日 9時) (レス) id: 18b6bbad32 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:れいな | 作成日時:2018年6月17日 13時